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貴「ｳｯ……」
剣城「また気持ち悪いのか…？」
貴「うん…なんかムリ…」
私はまた頭痛と吐き気に襲われ、
ワームホールの中で京介の膝に頭を乗せて耐えていた。
＿＿200年後
私たちは未来に到着！！
そして覇者の聖典があるというサッカー記念博物館への潜入を始めようとしていた。
貴「よぉし、頑張るぞ！」
剣城「A、お前は留守番だ」
貴「なぜ！？」
松風「ここに来る前に話したじゃん！聞いてなかったの？」
貴「え、みんなで頑張るぞって話しでしょ？」
錦「おまんはすぐに無茶な行動しかねんからな。留守番ぜよ！おまんも、分かったって言っとったきに」
貴「うっそ！！」
神童「それに、ここはエルドラドもいる200年後。
Aに万が一があったらいけないからな。
悪いが、山菜たちとキャラバンで待っていてくれ」
剣城「お前はすぐに考え無しに飛び込むところがあるからな、今回は大人しくしてろよ」
貴「…はぁーい」
そんなこんなで、私はキャラバンでみんなとお留守番。
ワンダバがセキュリティにハッキングをしてフェイたちに指示を出してる。
私は座席に横になって様子を見ていた。
水鳥「あれは完全不貞腐れてるな…」
空野「行きたかったんだね;」
私だって我慢くらいできるし
作戦通りできるし
やればできる子だし！
まあ…いいけど…さぁ！
貴「私も潜入してみたかったなぁ…」
空野「なんでそんなに、行きたかったの？」
貴「だってさ…スパイみたいでかっこいいんだもん」
山菜「…Aちゃん可愛い」
貴「いいなぁ…天馬たちー」
ワンダバ「うむ…どうしたものか…」
貴「どうしたの？ワンダバ」
ワンダバ「出口のセキュリティコードがな…これを開けなければ、フェイたちの脱出ルートの確保ができん」
貴「かしてかして！Aがやる！」
--フェイ「ワンダバ、覇者の聖典は手に入れたけど…出口のセキュリティはどう？」
ワンダバ「もう少し待ってくれ！今、Aが…」
--剣城「Aが！？今すぐ辞めさせろ！」
ワンダバ「お、おう！わかった………ん？」
貴「……ありゃ？」
ワンダバが止めようとした頃にはもう遅かった……
直後、博物館から激しい警報がなり始めた。
貴「間違えて、セキュリティ作動させちゃった」
ワンダバ「なんだとぉおおおーー！！！！？！！」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
