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豪炎寺「だから、俺はここに来た。お前たちを助けるためにな」
アルノ「そうか！タイムブレスレットは我々の時代でも手に入れられるのは極わずかじゃ。」
貴「おじゃーちゃん、だからなにー？」
アルノ「その支援者Xとやらは我々と同じ未来の人間に間違いない！」
貴「ほおほお」
神童「でも、なんでこんなことをするんですか？SSCに関係しているのでしょうか？」
アルノ「…わからん」
豪炎寺「とにかく今はプロトコルオメガを倒し、円堂を救う。そして、サッカーを取り戻すんだ」
松風「そうなんですけど…サッカーは今…」
豪炎寺「大丈夫だ、世界で唯一サッカーができる場所がある」
修也兄の言葉にみんなが食いつく。
世界で唯一サッカーができる場所…なんて、地下とかかな？
豪炎寺「ゴッドエデンを使うといい」
貴「え！？」
予想もしなかった回答に私は目を丸くした。
ゴッドエデンって…あの後封鎖したはずじゃあ…
誰も侵入出来ないようにしたのに…？！
それにもしかして…もしかしたら…
あの子に会えるかも…！
貴「…シュウ」
私達は早速キャラバンに乗り込んでゴッドエデンへと向かった。
あれ以来、シュウとは会えてない。
私は試合が終わって直ぐに試合を見ていた千宮路さんのもとへ行ってしまって…
島を出る時も何も言わず天馬たちの船に忍び込んだし…
ごめんねもありがとうも言えずにいた。
貴「元気かなぁ」
そう考えているうちに、私たちはゴッドエデンスタジアムのフィールドに足をつけた。
貴「懐かしいね…京介」
剣城「…あぁ」
自然と表情が曇ってしまう。
私が“悪魔”と呼ばれたあの頃のことを……。
あの頃となんも変わってない…あの日のままのフィールド。
松風「よし早速特訓始めよう！」
フェイ「化身アームドを何としても身につけないとね！」
松風「Aが化身アームドした時はどんな感じだったの？！」
貴「……」
松風「A？」
貴「へっ？…あー！私はなんかソロモンがドワーってしたの！」
松風「ドワー？…でもあの後Aが近くにいた時俺もなんか出来そうな気がした！たぶん！」
貴「1人が出来たらみんなで来ちゃったりしてね！私がまたアームドするよ！」
フェイ「Aさんはダメだよ」
貴「なんで？！」
剣城「お前にはアームドのリスクが大きすぎる」
貴「ぶー」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
