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貴方side
雨宮「A、ありがとう！おかげで君や天馬と戦える！」
貴「…負けないよ！」
太陽と対峙したその時、砂のフィールドが動き、私は一瞬足を止めてしまった
雨宮「ここだ！」
貴「！！」
雨宮「よし！」
開始早々、ボールは太陽に奪取され
太陽は雷門陣地へ攻め込んでいく。
神童先輩を交わして上がる太陽の前に出たのは
松風「太陽！」
雨宮「天馬！君とこうしてグラウンドで戦いたかったんだ！」
すると2人の足元で流砂が起きる。
雨宮「へえ…こんな風に砂が動くのか。なら！僕はこうするよ！」
太陽は誰もいないところにパスを出して
砂を利用してボールをキープしてみせた。
雨宮「(僕もいつか太陽の元にでるんだ！)」
太陽の気持ちに答えたかのように
雲に隠れていた太陽が顔をだして、グラウンドを照らした。
雨宮「(持ってくれ！僕の身体…ホーリーロードで優勝するその時まで！)
はぁぁぁあ！！太陽神アポロ！！」
貴「……ｯ…」
雨宮「はぁあっ！！！」ﾊﾞｼｭｯ
三国「フェンスオブガイア！！！…ぐ、ぐぁぁぁあｯ！！」
太陽の放ったシュートが雷門のゴールへ突き刺さる。
太陽がこの序盤で化身を出した…
耐えられない身体…こんな序盤で化身を使って…
またこの試合の中で化身を使ったら確実に太陽の体がもたない。
それを招いてしまったのは…私だ。
雨宮「Aも化身を使ってよ。君の綺麗なあの化身をさ！」
貴「……ｯ…」
通り過ぎ様に太陽が私にそう笑いかけた。
神童「まだ1点だ！取り返すぞ！」
試合が再開すると
太陽だけが雷門へ攻め込んでくる。
他の選手は自陣で守備に入っているようだ。
浜野「あ、いっけね！」
浜野先輩から神童先輩へのパスをカットした新雲はボールを、太陽へ繋ぐ。
三国「雨宮を徹底マークだ！」
三国先輩の指示で霧野先輩、天城先輩、狩屋が攻め入る太陽をマークする。
それも太陽達の予想のうち、
ボールは新雲へ渡り、ゴールを狙う。
しかし、それを三国先輩が止め
攻守が入れ替わった。
神童「フォルテシモ！！」
佐田「鉄壁のギガドーン！」
神童先輩の放った必殺シュートは新雲キーパの化身によって止められてしまう。
そしてまた攻守は切り替わる。
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月3日 17時
