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携帯と録音機をそのままにはしたくなかったから本人がいる目の前で回収して部屋を出た。


部屋を出る時絶望して真っ青な顔をしていたが正直これでよかったと思っている。


そのままの足でマネージャーのところとPDのところに行き事情を説明した。


マネージャー「はぁ?あいつまたそんなこと考えて俺らにやってたのか!ったく...つくづくあいつは1人で抱え込んで。あのスタッフはもう退職の方向で」


PD「ここまで証拠が残ってしまっている以上は向こうも何も言えないからな」


マネージャー「てか、お前良く携帯持ってこれたな。ロックもだけど」


エスクプス「携帯壊したって事で持ち出しました。だから新しい携帯買ってあげようと思って」


マネージャー「そのお金誰がだすんだよ…」


エスクプス「俺が出すんでいいですよ。この携帯は解約してメールの履歴ももう消そうかなと」


マネージャー「そうかそうか。お前の好きなようにしてあげな」


PD「その録画したものと録音したものだけ貰えますか?あとはこっちで対処しますので」


エスクプス「お願いします」


後の処理はマネージャー達に任せて次に携帯ショップへと向かう。


プルルル


エスクプス「ヨボセヨ」


ミンギュ「ヒョン…」


「ちょ、パパ携帯は?!」


エスクプス「ごめんな。今日の朝アラーム止めるために携帯探してたら玲奈の携帯を派手に落としてしまって画面が見れる状態じゃなくて携帯替えかえに行ってるんだよ。事務所で用事済ませて今からショップに行くけど来る?暗証番号とかメアドとか決めなきゃでしょ?データの移行もできそうにないから」


「嘘…もうパパのドジーー。携帯くらい落とさないでよ。今から化粧して着替えて髪結んでたら時間かかっちゃうよ?」


エスクプス「迎えに行く」


「わかった。早く準備する」


ミンギュ「ヒョンには機嫌いいんだ?」


「だまれ」


ミンギュ「なんで怖いのーーヒョーーン早く帰ってきてーー」


エスクプス「大丈夫だから笑。安心して」


ミンギュ「安心なんてできない」


エスクプス「じゃあ今から帰るから」


「急いで準備してる」


エスクプス「よろしく」

携帯ショップ→←.



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作者名:恋奈 | 作成日時:2021年8月28日 11時

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