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テヒョン｢ヒョン！なんであんな嘘つくんですか！｣
ジン｢何も嘘はついてないよ｣
テヒョン｢だって玲奈はヒョンのことジンお兄ちゃんって呼んでたじゃないですか！｣
ジン｢最初はソクジンさんだったよ｣
テヒョン｢それだけじゃない！玲奈は最愛のヒョンのこと忘れてるってことだよ！それでいいの？今年の夏で結婚するって言ってたのに…｣
ジン｢結婚は早いってことなんじゃないかな？笑笑。神様がお前らは早い！もっと違うことをしろ！って怒ってるのかな？笑笑｣
テヒョン｢ヒョン…顔が全く笑ってないですよ｣
ジン｢玲奈が生きているだけで…息をして話が出来て笑ってくれてる。それだけで十分だから｣
テヒョン｢…そんな…｣
ジン｢テヒョンみんなに言わないとほら、早く車に乗って｣
テヒョン｢はい…｣
ジン｢どうして君が悲しむんだ｣
テヒョン｢ヒョンと玲奈が結婚するの楽しみにしてたし、子供が出来たら沢山遊んであげるんだって決めてたから…。それにヒョンが意外と平気そうなんだもん｣
ジン｢君の目には俺は平気そうに映っている？｣
テヒョン｢うん｣
ジン｢それならよかった｣
テヒョン｢なんで？！全然良くない！｣
ジン｢平気そうにしてないと悲しみで泣いてしまいそうだからな。玲奈がどうして記憶を無くさないといけないのかあの子供がにくいよ…。でも憎んだとしても玲奈は喜ばない。むしろ憎まないで！って怒られそうだ。玲奈はそういう奴だからな。自分を犠牲にしてまで周りの幸せを願うそんな子だから｣
テヒョン｢……｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2021年1月23日 1時
