追憶。革命"氷鷹北斗" ページ16
fineがUNDEADに勝利した直後。
『氷鷹くん、ちょっと話があるの。』
私は氷鷹くんを呼び出した。とっても、大事なことを伝えるために。
「む、何だ。」
『氷鷹くんは、決勝出るの？』
「……ああ。出るようにとは言われている」
ふーん。多分英智くんが言ったんだね。でも、私はね、私の意思は……
『単刀直入に言うね。私は、氷鷹くんのプロデュースはできません。』
目を見開く氷鷹くんは、どうしてだ、みたいな顔をしていた。
『君はfineにいても輝けない。私はfineの専属プロデューサーだけどね、それ以前に一人のプロデューサーなんだ。プロデューサーの仕事はね、アイドルを一番輝かせること。他のアイドルたちに負けないように、精一杯、輝かせるんだ。』
だけど、
『だけど、氷鷹くんは、fineじゃ輝けない。fineよりも、もっと輝ける場所があるはず。』
そこは、Trickster。
『だから、氷鷹くん、決勝くらい、自分のユニットに戻って、fineに負けないくらい輝いてよ。』
別にTricksterを応援している訳じゃない。私はあくまでもプロデューサーという立場。
アイドルを一番輝かせないと。
結果的に革命を進めるような、形になったかもしれないけど。私は、後悔しないよ。
「だが俺は正式な書類にもサインしてしまっている。もう、戻るのは難しい」
『あ、これのこと？』
ピラピラと書類を見せると氷鷹くんは驚いたような顔をしていた
『大丈夫、この書類には不備があるんだ。だから、こんな紙切れは無効だよ。』
書類、プロデューサーの名前、無記名なんだよね。
いつか、こんな日を夢見て、あえて名前を書かなかった書類が役に立つよ。
でも、英智くんは生徒会長をやってるからばれてるはずなんだけどなぁ。
『ほら、行くの！転校生と信じられる仲間と一緒に、革命を起こすんでしょ？主役は遅れて登場するのかもしれないけど、英智くんたちが帰ってくる前に逃げた方がいいよ？』
「ああ、ありがとうA」
氷鷹くんの背中を見送ってほっと一安心。
決勝は、fineとTrickster。勝つのは………
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朔間零に寵愛されたい小春(プロフ) - りなさん» 作品をお読みいただき、ありがとうございます！嫉妬してるさくまれですね！了解しました (2018年11月29日 7時) (
レス) id: 4e5255ce83 (このIDを非表示/違反報告)
りな - とっても面白いです！零さん好きなのでほんとにありがたい作品です。リクエストで嫉妬してる零さん見たいです！ (2018年11月28日 23時) (レス) id: 8decc9472b (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - 小春日和さん» すみません取り乱しました(( (2018年2月28日 17時) (レス) id: e4b19f866b (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - 小春日和さん» 待ってますにゃあああ！！！((殴 (2018年2月27日 8時) (レス) id: e4b19f866b (このIDを非表示/違反報告)
小春日和(プロフ) - アルビノ猫さん» ねこ、猫化ですね！了解しましたー！そういえばこの前猫の日でしたね。にゃんにゃん。頑張って書かせていただきます！ (2018年2月27日 8時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春日和 | 作成日時：2018年2月22日 17時
