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理由43 ページ43

『…………………………』



「我輩は臆病でAに嫌われてしまうのが怖くて。本当に、すまなかった。」



そういう事だったんだ。すべてが繋がった。



目の前の零さんを見る



『零さん、話してくれてありがとうございます。』



「A、我輩を嫌ってはくれぬか?」



それは、あまりにも唐突で。



『…………は?』



「我輩、Aの事はとっても愛おしいんじゃ。だけど、幸せにする資格はない。」



『零さん、無理です。嫌です。』



零さんを嫌うとか無理。



『私、零さんのこと怖くも何ともありません!たとえ零さんが吸血鬼でも私は零さんを』



そのあとの言葉は言えなかった。



零さんに唇を塞がれたから。



「じゃあさ、俺ともう一度付き合ってくんね?」



そう言って両手を広げる零さん。



もちろん私は零さんの胸に抱きつく。



『零さん!好き。』



「俺は愛してる。」



なんて言われるもんだから顔が赤くなる



「はっ、りんごみてーに真っ赤な顔だな

……食べてやろーか?」



『ひっ……え、遠慮します。』




やっと思いが通じたんだ。



ぎゅうぎゅうと零さんを抱きしめる。
あ、いい匂い



「ちょ、そんなに抱きついてくんなよ〜…我輩照れちゃう。」



零さんの顔赤くしたいな〜



『零さん、いいにおい……
久しぶりの安心する匂い、ふふっ』



「なっ………」



あっ、赤くなった



『零さんも顔赤いですよ〜』



「るせぇ、口塞ぐぞ。」



あ、それは恥ずかしいからダメ!

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四月一日えま(プロフ) - 小春日和さん» いえいえです!本当に大好きな作品なので……。これからも小春日和さんのご活躍を祈ってます。 (2018年2月22日 15時) (レス) id: 9831431e38 (このIDを非表示/違反報告)
小春日和(プロフ) - コメントありがとうございます。無事、完結することが出来ました!番外編ですか、のちのち作りましょう!よし、作るぞー!素敵なアイディアありがとうございます! (2018年2月22日 7時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
四月一日えま(プロフ) - 完結(?)おめでとうございます!毎回、楽しく読ましてもらってます。素敵な作品をありがとうございます。番外編とか期待しちゃいます……! (2018年2月22日 7時) (レス) id: 9831431e38 (このIDを非表示/違反報告)
小春日和(プロフ) - seraさん» ありがとうございます!尊敬してる人にコメントもらえて嬉しいです!さっきseraさんの小説のレス見ました!本当に、お互い頑張りましょう! (2018年1月22日 21時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
sera(プロフ) - スムーズに話が進んで、とても読みやすいです!更新頑張ってください!! (2018年1月22日 21時) (レス) id: 28f01b04a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小春日和 x他1人 | 作成日時:2018年1月4日 19時

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