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理由40 ページ40

引かれるように、恋に落ちたのは運命でもなくて必然だったのかもしれない。
私の中の記憶(昔の私)がもう1度彼を引き寄せたのかもしれない。



『零さん、だいすき!最低な彼女でごめんなさい。零さんが望むなら、私は死んでもいい。だって、そのくらい酷いことをしたから。』



今回振られたら、潔く諦めよう。

だけど私は、あのとても楽しかった一年前のような関係にもう一度だけなりたい



零さんがびっくりしてこっちを見ている。
私、そんなに驚かすようなこと言ったかな?




「我輩がAを避けたのは嫌いだからでも憎かった訳でも無い。ただ、怖かったんじゃ。
__だから俺はAに嫌われるのが怖くてッ夏目に頼んで俺を忘れる魔法をかけてもらった。

俺は、お前に嫌われたらもう生きていけねー。だって、愛してるから。今も、ずっと。」




『零さん……』



ふわっ、と零さんの香りに包まれる。



ああ、この感覚知ってる。



私、零さんに抱きしめられてるんだ。

すごく、落ち着く。



でも、抱きしめてる零さんは震えてて。
安心させようと思って、抱きしめ返す。



「なぁ、A……俺の話を聞いてほしい。どうして、記憶がなかったかとか、全部話すから。」



『わかりました、聞かせてください。』



私の、知らない記憶を失うまでの話。なぜ、記憶を失ったのかがこれで分かる。



「怖いか?」



零さんが頭を撫でてくれる



『私、零さんがついてるから大丈夫です。』



なんて言うと、零さんは顔を赤くした。



「うっせ。話すぞ。」

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四月一日えま(プロフ) - 小春日和さん» いえいえです!本当に大好きな作品なので……。これからも小春日和さんのご活躍を祈ってます。 (2018年2月22日 15時) (レス) id: 9831431e38 (このIDを非表示/違反報告)
小春日和(プロフ) - コメントありがとうございます。無事、完結することが出来ました!番外編ですか、のちのち作りましょう!よし、作るぞー!素敵なアイディアありがとうございます! (2018年2月22日 7時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
四月一日えま(プロフ) - 完結(?)おめでとうございます!毎回、楽しく読ましてもらってます。素敵な作品をありがとうございます。番外編とか期待しちゃいます……! (2018年2月22日 7時) (レス) id: 9831431e38 (このIDを非表示/違反報告)
小春日和(プロフ) - seraさん» ありがとうございます!尊敬してる人にコメントもらえて嬉しいです!さっきseraさんの小説のレス見ました!本当に、お互い頑張りましょう! (2018年1月22日 21時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
sera(プロフ) - スムーズに話が進んで、とても読みやすいです!更新頑張ってください!! (2018年1月22日 21時) (レス) id: 28f01b04a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小春日和 x他1人 | 作成日時:2018年1月4日 19時

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