五十二話【続き】 ページ6
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ーーーハーツラビュル寮【談話室】
「あれっ、Aちゃんだ！どうしたの？」
「談話室が騒がしいが、何かあったのか？」
『……はぁ』
「？」
「え〜なになに？」
私が二人の疑問にため息をつくと、二人は首を傾げて談話室の方をじっと見やって驚いたように目を見開いた
「それでそれで！続きは」
「その人達はどうなったんですか？！」
「ふふ、ここからが一番面白いところだね！」
「すみません…」
「？どうしてリドルくんが謝るの？
ぼくがやりたくてやってるんだから、リドルくんも純粋に楽しんで欲しいね！」
「！…はい！」
なんと、あの日和がハーツラビュル寮生に読み聞かせをしてるではないか…
童話だったり神話だったり実話だったり、内容は様々。
元々話上手で記憶力抜群な日和だからこそできることなんだろうなぁ。その証拠にあのリドルまでもが日和の話す物語に聞き入っている(失礼)
「これってもしかしてシャッターチャンス！？(小声)」
『顔は隠せよ？！(小声)』
「#ハーツラビュル寮 #読み聞かせ #リドルくん可愛い #みんな仲良し #Aちゃん怖い………っと」
『おいコラオレンジ頭』
お巫山戯がすぎるけ〜くんの首根っこを掴んで投げてやろうと思ったその時、私のスマホがﾌﾟﾙﾙﾙっと鳴った
3コールまで耐えたけど一向に切れる気配がなかったので仕方なく電話に応じてあげた(私優しい)
《あっA〜！
ねぇねぇ、そっちに日和さまいる？》
『いるけど、どしたの？』
《英智さまが探してるの、ミーティングの時間らしいんだけど》
『ふぅ〜ん？
つまり今日和がいかなかったら英智ってば困っちゃうんだね？』
つい楽しくなって語尾があがる
私の思惑に勘づいたのか、敬人が桃李に「変われ」と言って不機嫌そうに私の名前を呼んだ
《一番困るのは英智ではなくあんz…》
『日和解散！！今すぐ帰れ！ミーティングの時間！』
《…》
「そういえばそうだったね！」
『あんずに迷惑かけたら土に埋めるからな』
分かってるね！と言いながらみんなに別れを告げ、慣れた様子でハーツラビュル寮を後にした日和。
《相変わらずだな、貴様のその性格は》
『お褒めの言葉ありがとう〜』
あの子たちに手を差し伸べて救ってくれたのは他でもないあんずだからね
恩人さまは丁寧に扱わなくっちゃ…♪
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レイズ - 今回も最高です…！！更新嬉しくてガッツポーズしてました！ (2023年3月23日 20時) (
レス) @page20 id: f4f13de129 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 啞華子さん» 可能です！少し遅くなるかもしれませんが気長にお待ちいただければ幸いです！応援ありがとうございます！ (2023年3月23日 14時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - レイズさん» レイズさんいつもありがとうございます！期待に応えられるように頑張ります！ (2023年3月23日 14時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
レイズ - 更新頑張ってください！！応援してます！ (2023年3月16日 23時) (レス) id: f4f13de129 (このIDを非表示/違反報告)
レイズ - 今回も最高におもしろいです！！ (2023年1月24日 20時) (レス) @page17 id: f4f13de129 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー | 作成日時：2022年11月13日 9時
