ちょっとズレてる監督生。続。【ツイステ】

五十七話【続き】 ページ11

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ーーーサバナクロー寮【談話室】









「ナイトレイブンカレッジも変わったヤツ多いッスけどそっちも大概ッスよねぇ……」


『まあ私が一番の常識人みたいなとこありますし』


「わはは！面白いジョークだな！誰に教わったんだ？」




『表出ろ五歳児』







まじでこいつは一発やっといた方がいいと思う(私怨)



レオくんの胸ぐらを掴もうとする私を「まあまあ」と宥めてくれる我らが王さま、朱桜司。

普通に考えて年下に宥められる年上って構図マジで面白いんだよな……普段年齢とか気にしてないから気付かないけどふと、あれ？ってなることがある







『ごめんねジャック〜。五歳児の子守り任せちゃって』


「いや、俺はただここに座ってただけだが……」


『それだけでもありがたい！ありがとう！！』








そう言うと恥ずかしげに目線を逸らすジャック・ハウル


この外見と中身のギャップ

まじで国宝もんだと思う(確信)








「夕飯まで暇ッスけど何するんスか？」


『逆に何ができるの？』


「此処にはチェスとか人生ゲームとか囲碁くらいしかねぇよ」


『それ私が持ってきた奴じゃん』


「あ〜


ちゃんと覚えてたんスね」








うんうん、イデア先輩に貰った多種のボードゲームをどうせぼっちだし使わね〜しって思ってレオナ先輩に押し付けたやつね(最低)


今の今までど忘れしてたわ(ﾃﾗﾜﾛｽ)









「おれ人生ゲームやりたい！！


この間ナズたちとやったとき、なんか気付いたら数兆円くらいの借金抱えてたんだよな！」


『下手くそか』


「あ、そういやワンナイト人狼とかもあるっスよ」


「それは私も経験したことがあります！桃李くんと私が人狼だったのですが……


伏見先輩に秒で見破られてしまいました」


『え？？』








え、それどんなメンバーなの？？？どんなメンバーに弓弦をぶち込んだの？？？


第三者目線から見たら地獄すぎるんだが。


……それがもしもね？

例えば司の同級生だけで遊んでたらくっそ和む空間だったかもしれないね？でもさ、そこに弓弦をぶち込むだけで温度が氷点下なんだよなマジで(体験談)




いや〜ほんと、








『今の二年生ってやっぱ凄いよね、なんか色々と』


「語彙力皆無だな」


『だまらっしゃいッッ！！！』

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