三十話 ページ31
…
「ねぇAちゃん。彼処にいるのあんずちゃんと例の一年生じゃないかしら?」
五時間目、自習の時間。鳴上さんが私にそう言った。
その瞬間、
窓から少し離れてる私は椅子を蹴飛ばして窓の方に駆け寄った。まあ、例の一年生ってのは多分悪女の事でしょう!
私はあんずがいる場所をじっと見て、何が起こってるのかしっかりと把握するために目を凝らした。
『あ___』
暫くして私が「あんず!」と名前を呼ぼうとした瞬間、あの女があんずの頬にビンタした。しかも二発。
・・・・・・は?調子乗んな???
「は?今あいつ、あんずに手ぇ上げたのか?」
「・・・ウフフ、どうようかしらねェ。」
衣更さんと鳴上さん、他にもクラスのみんなが怒りを露わにする。
いやほんと、どう料理してやろうかなぁ(青筋)
「ねぇ・・・どうするの?今から助けに行くんじゃ結構時間かかっちゃうよ」
朔間さんが私の隣でそう言った。
一見穏やかそうだが、かなりキレてらっしゃる。
『ふふ、この高さなら楽勝だね』
私がそう言った瞬間、朔間さんは「何言ってんの?」という顔をしていた____"元柱"なめないでよねぇ♪
私は「生徒会長呼んでおいてくださいね」とだけ言って窓からあんずがいる場所へ飛び降りた。
この感覚、久しぶりだぁ
・
『こんにちは、青娥さん♪』
「なっ!天宮A____!」
私がそう声をかけると、悪女は目を見開き、あんずは「A」と嬉しそうに私の名前を呼んだ。
んんんっ、私のあんずが今日も可愛い(噛み締め)
『あんずぅうううう♡』
「まって、足、大丈夫?」
『"そんなこと"よりあんず!頬大丈夫?!?!』
私は地に足を付けてからあんずに駆け寄ってそう言った。向こうでアホ面してる奴いるけど知らん振りします!
まじでお前覚悟してろよ!絶対許さないかんな!!
『わざわざ警告までしてあげたのに』
「っ・・・な、なによ」
『ふふふ・・・』
まあ精々
抗ってみせなよねぇ・・・♪
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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月21日 9時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさん、素敵なコメントありがとうございます!そういって頂けて光栄です。更新頑張ります! (2021年10月18日 20時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - とても面白かったです!!更新楽しみにしてます!! (2021年10月15日 8時) (レス) @page23 id: 6b3efb22b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくてぃー x他1人 | 作成日時:2021年9月27日 20時