ハローメロディ#3

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山「……？ここ、、、、どこぉ？」



マネ「まだ寝ぼけてるね笑

テレビ局の楽屋だよ
今日朝の情報番組からずっと生放送でしょ？
だから今は、みんなスタジオ行ってるからね」



"ふーん、そうだっけ？"と言いながら
ちっちゃい身体を懸命に伸ばし、まだ眠たいのか…
目を擦ってる






まぁ。。
メンバーが可愛い可愛いと
報告したくなる気持ちも、わからなくはない



あの姿は、、確かに可愛い











山「今日昼過ぎまで、、？でんぱジャック

おれは寝たまま連れてこられたのね、、笑
何時入りだったの？」



マネ「まぁ、かなり早朝迎えだったから仕方ないよ…笑

それより、朝ごはん
八乙女くんから預かってるから、温めてくるね」











そう、"自分には朝ごはんを食べさせておく"
という重大なミッションがある。





きっと今の山田くんでは時間がかかるに違いない…
そう思って、寝起き早々で申し訳ないが
朝ごはんにしてもらおうと


軽く温めた小さなお弁当箱を持って楽屋に戻れば
荷物の中から見つけたんだろう











可愛いパジャマは脱いだはずのなのに
今日はまた、一段と可愛らしい私服を身に纏っていた。







山「うーーわ
コレ、絶対大ちゃんが準備したじゃん〜」



かなり不満そうにしているのは
服のフードに、うさ耳がついた
如何にも幼児っぽい服だからだろうか…





マネ「いいじゃん、昔衣装にもあったよね？
うさぎフードの……」


山「コンサートの衣装とさぁ
今はさすがに違うじゃん、、、？」



マネ「そう？似合ってるから大丈夫だよ」





本人は嫌そうにしてるけど
マネージャーから見ても十分に可愛いその姿に



有岡くんが着せたくなる理由も
どこかわかる気がする












マネ「はい、それよりコレね〜朝ごはん」



熱くはないと思うけど、気をつけて食べるんだよ？と一言付けるのも忘れずに



八乙女くんお手製の可愛らしいお弁当を
食べられる状態にセットする









事が起きた当初、小さくなった山田くん用に…と
マネージャーで選んで買ってきたフォークが
お弁当の巾着に一緒に入っていたのは


実際に使ってくれているんだと目に見えると
内心ちょっと嬉しくなった。



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