｛弱虫ペダル｝勝利の女神の奮闘記 NO.２ (ページ41)

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NOside

雛「新開さんの練習に付き合うって話だったのに私が見てもらっちゃった…
すいません新開さん！！」

そう言って手を胸の前で合わせ，
頭を下げる雛虎

新「ははっ気にするなよ
昨日何にも出来なかったからな」

新開がそう言うと雛虎はもう一度
“ありがとうございました”と頭を下げた

黒「新開さん，俺まで見てもらって…ありがとうございました…」

続いて黒田が頭を下げる

新「黒田おめさん最後タイム良くなったから，これからも頑張れよ」

黒「はいっ！ありがとうございます！」

黒田は最後雛虎と一緒にタイムを計った

雛虎がスタートする前に“雪にぃ”とふざけて言ったので全力で追いかけたらタイムが縮んだらしい

雛「今日こそはお礼を受け取ってもらいますよ？何がいいですか？」

ここまで言われたら何か言わないと…
と思った新開は

新「じゃあ…このチョコバナナミルクで」

と答える

雛「はい！本当に新開さんはチョコバナナがお好きですね

ゆ…黒田さんは何にします？
(やべぇさっきのノリで
雪にぃっていうところだった)」

黒田に睨まれている気がしてならない雛虎
何もなかったように黒田に聞く

黒「良いのか？」

雛「はい」

黒「じゃあ…このハンバーガー風味緑茶で」

雛「黒田さん正気ですか？
ってかこれ美味しいんですか？」

これは本当にこの世の飲み物なのだろうかと思いながら黒田に渡す雛虎

新「ヒュウ
凄いもの選ぶな黒田」

黒「飲んだこと無いスけど…
なんか気になって

新開さんだってこの前
チョコバナナ餃子ジュース飲んでませんでした？」

雛「先輩たち凄いもん飲んでますね」

2人の会話にありえないという風に
言葉を発する雛虎

黒「雛虎は普段何飲んでんだ？」

雛「私は無糖の午前ティーとかですかね？
家にいるときは紅茶か水です」

シンプルイズベストです
と淡々と答える

新「靖友みたいに炭酸は飲まないのかい？」

雛「ベプシとか四ツ矢サイダーは好きですがメロンソーダとかはあまり…」

まぁどっちも砂糖たっぷり炭酸水っていう事には変わりないですけど…なんか味が違うんですよね
と言いながら，彼女は午前ティーのボタン押した