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雛「あれ？ご飯食べるところどこだっけ？」
キョロキョしながら廊下を歩く
なんでこんなに広いの…
今いる場所もわからない
携帯バックの中に置いてきちゃったから電話できないし…
こんな事前にもあった気がするなぁ…
しょうがないのでひたすらに歩き続けていたら後ろから声がかかった
「あぁ？雛虎チャン
こんな所でなにしてんのォ？」
雛「荒北さん！」
救世主だ！
後ろを振り向き荒北さんのところに駆け寄ると
荒北さんは硬直して動かない
雛「…どうしたんです？」
私が声をかけると
ハッ として現実に戻って来る
荒「このバカチャンが！
前閉めろ！」
前？
浴衣を見るともう着崩れしてきている
雛「このくらい大丈夫ですよ」
荒「よくねぇ！」
雛「うまく着れないんですよ〜
それに私男の人が見るようなモノ持ってませんから」
私がそう言うとベシッと頭を叩き
荒「帯結び直すから浴衣押さえとけェ」
と言った
荒北side
雛「わぁ！荒北さん上手です！
リボン可愛い！
ありがとうございます！」
そう言ってクルクル回る雛虎チャン
まるで小学生だなァ
ったくもうちょっと警戒心もてってのォ
この合宿は男ばっかなんだからヨ
そんなこと考えてると廊下の奥の方から
パワーバーをくわえた新開が歩いてきた
新「あ 靖友！
俺 道に迷ったから飯食う所まで連れてってくれよ」
ハァ？ と呟くと横からも声が聞こえてきた
雛「あっ私も道に迷ってたんだった
荒北さん，私も連れてって下さい」
なにやってんだこいつら…
食堂(？)に歩いて行く途中
いきなり雛虎チャンが喋り出した
雛「あぁ！荒北さんも新開さんも
前開けてるじゃないですか！
なんで私はダメなんです？」
今頃！？
ってか こいつはバカか
真波並に不思議チャンじゃねぇか
荒「あのなァ…オメェ女だろ！？」
雛「はい…一応」
一応…
言葉が出てこねぇから
荒「オメェは女！
俺たちは男だからいいのォ」
なんて言っとく
雛「はぁい…」
俺がそう言うと素直にしょぼんと返事をした
なんか俺が悪いみてぇじゃねぇか
よしよしと頭を撫でる
こいつ変なところで抜けてんのな
すると見ていた新開が
新「俺もやる！」
と言い出し雛虎チャンの頭を撫で始めた
新「ふわふわしてる…」
雛「えっふわふわしてる！？」
雛虎チャンは驚いたように新開を見た
まぁ分からなくもないなァ
そう思い2人で頭を撫でていた
雛(えっなんか怖い…)
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Mayu(プロフ) - 朝日奈ひまりさん» 本当ですか！？ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年2月22日 15時) (
レス) id: bf6e64c20c (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈ひまり(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました。これからも楽しみにしてます！ (2020年2月22日 13時) (レス) id: d23a242a1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mayu | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時：2020年2月16日 14時
