｛探偵チームKZ事件ノート｝短編集

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上「やべっ！もうこんな時間か！？」

宿題をやってたら時間を見てなかった
後 30分で秀明が始まる

急いで家を飛び出し，ダッシュで秀明に向かう

上「はぁ…はぁ…信号間に合わなかった…」

？「あれ？上杉くん？どうしたの？」

疲れて息が切れてたから低い声が出てしまった

上「あ？」

彩「ひゃぁ！ごめんね！」

やべぇ…脅かしちまった

上「あ…わりぃ立花か」

彩「いや！こっちこそごめんね？疲れてたのに…」

なんでお前が謝るんだよ…
本当におかしな奴

そう思うとふっと笑みが漏れた

彩「あの…良かったら一緒に行ってもいい？」

上「へ？」

突然の事で変な声が出る

彩「あ…ごめん！いいの！気にしないで！」

上「え，あの…全然…いい，けど」

彩「へ？」

上「は？」

彩「いいの？」

上「あぁ」

彩「ありがとう」

そいって笑うあいつは可愛かった

ありがとうはこっちのセリフだっての









“蒼い短冊”編 終わり

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