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彩side
ダンボールを持った翼を先頭に
住宅街を進んで行く
小「美門がいるから
すぐに見つけられそうだね」
若「だなっ!」
そう喜んでいたんだけど…
美「俺が出来るのはここまでだ
ここから色々な方向に臭いが行ってる
多分この辺りで うろちょろ したんだと思う」
そう言って止まった場所は
公園のど真ん中
右には遊歩道が見え
左の森の中にはアスレチックが見える
若「この公園の中から見つけるのか?」
黒「そうなるだろうね」
Oh…と 絶望に近い声を出している若武
しょうがないよ…
引き受けたのは若武だから…
そこで私たちは色々な人に
猫を見なかったか聞いて回った
「赤いリボンを巻いた白い毛の靴下にゃんこを見ませんでしたか?」
しかし誰1人として探している猫を見た人はいなかった
上「七鬼 動物から聞くこと出来ねぇのか?
前 若武の雀 説得させてたじゃねぇか」
上杉くんの言葉に
若武は“それ早く言えよ”みたいな顔で睨む
七「やってみるよ」
忍はそう言うと短く口笛を吹いた
少し経つと何匹かの雀が集まって来て忍の腕に止まる
忍は顔を近づけて 吐息のようなものを吐いた
あぁ私も雀語話せるようになりたい!
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Mayu(プロフ) - 莉紗さん» そう言っていただけて嬉しいです。頑張ります! (2021年1月12日 7時) (レス) id: bf6e64c20c (このIDを非表示/違反報告)
莉紗 - 面白いです。これからも頑張ってください。 (2021年1月11日 16時) (レス) id: 76e6403c46 (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - あかりさん» 本当ですか!?ありがとうございます,頑張ります! (2020年3月13日 16時) (レス) id: bf6e64c20c (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 面白い…頑張ってくださいっ! (2020年3月13日 16時) (レス) id: eb71493e70 (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - 加奈さん» それは一つ一つのお話が という事でしょうか…? (2020年3月13日 15時) (レス) id: bf6e64c20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mayu | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時:2019年7月7日 21時