｛探偵チームKZ事件ノート｝短編集

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彩side


ピンポーン


綺麗な呼び鈴の音が辺りに響く

島「お久しぶりです，立花さん。
皆さんもうお揃いですよ」

え？早くない！？
いまは9:45分
たしか集合は10:00のはず…

彩「失礼します」

並べられたスリッパを履いて
いつもの書斎へ向かう


コンコン


彩「ごめんね 遅くな「メリークリスマス！！」

え…また！？

パァンとクラッカーの音が響いて
キラキラしたテープが顔にかかる


彩「……メリークリスマス…みんな」

そう呟くと若武が笑いながら言ってきた


若「アーヤ，ビックリしただろ〜！」

彩「うん 心臓止まるかと思ったよ」

若「わっはっはっはー」

上「うるせぇ」

若「なんだと！？」

また喧嘩になりそうなので
ここはスルーしておこう


小「ごめんねアーヤ」

やっぱり小塚は優しい
どっかの目立ちだかりと違って！！


七「あ またポニーテールだ」

忍がそう言い，また髪の毛で遊びだした


黒「また？」

忍の言葉に目を光らせる黒木くん
クリスマスパーティーの事は
バレるわけにはいかない…！！


美「この前学校でポニーテールしてたんだよ」

黒「あぁあの写真か」

黒木くんの声のトーンが低くなったのは
気のせいかな？


ん？写真？

彩「えぇ！？写真送ったの！？
ってか撮ったの！？」

そんなの聞いてない！！
あの時の私寝てたでしょ！？
ブッサイクな寝顔を見られたって事！？


美「まぁまぁアーヤ落ち着いて〜
若武〜早く始めよう！」

サラッと話題を変える翼

もう…許さない！！

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