｛探偵チームKZ事件ノート｝短編集

4.浜田のクリスマス ページ25

彩side


彩「冬休みかぁ…」

今日は冬休み前最後の学校
今年も1年早かったなぁ
なんて思いながらため息をつく


美「もうすぐクリスマスだね」

私を見ていた翼が声をかけてくる

彩「クリスマスかぁ
思えば何もしないな…」

小さい頃は良くやっていた
クリスマスパーティー。
高学年になるとやる機会が
少なくなっていって…



七「なぁ クリスマスパーティーしねぇ？」

美/彩「え？」

忍がいきなりそんな事言い出すから
思わず聞き返してしまった


七「クリスマスパーティーしねぇ？
俺ん家で」

美/彩「誰と？」

七「俺ら3人」

美/彩「やりたい！」

即答したのは良いものの
若武達にバレたら面倒くさい事が起こるよなぁ…



美「アーヤもしかして
若武達のこと考えてる？」

流石 翼。
なんでもお見通しですね

彩「だってほら，
『なんで俺達を誘わなかったんだ！』
って言われそうじゃない？」

美「分かる〜
でも大丈夫だよ」

ね？ と言って笑う翼
翼が言うなら大丈夫だよね…？



七「いつにする？」

彩「秀明は24，25で休みだから
そこは空いてる」

美「俺も〜」

七「じゃあ 25の…昼からやる？」

美「そうしよっか
あまり遅くなってもアーヤが困るもんね」

私の事まで考えてくれる翼
こういう周りの事を考えられるところがモテるポイントなのかもね



七「じゃあ昼の11:00くらいから始めるか」

彩「ありがとう翼，忍
楽しみにしてるね」

久しぶりのクリスマスパーティー
すっごく楽しみ！

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