｛探偵チームKZ事件ノート｝短編集

3.浜田のバレンタイン ページ22

彩side


女の子も男の子も今日はワクワクドキドキ
そんな1日になるはず

そう今日は
バレンタインデー！


今年，私はKZのみんなにあげる事にした
頑張ってトリュフを作ったの
もちろん上杉くんや黒木くんは
ブラックチョコレートだよ

でもあげるのは秀明でだから
まずは学校

彩「行ってきます」









学校の昇降口ではクラスの
女の子たちが話をしていた

女1「ねぇねぇ誰の下駄箱にいれた？」

女2「そりゃ美門くんでしょ」

女3「いや 七鬼くんよ」

流石 モテるだけあるね…
忍も翼も大変だなぁ







女3「キャッ 来たわよ！」

するとちょうど忍と翼が来た

美，七「おはよう立花」

彩「おはよう七鬼くん，美門くん」

2人の手の中にはすでにいくつかのチョコレートが

…しかし それだけでは終わらない




美「そうだ 今日KZの集合あるっ…て…」

小さな声で話していた翼の声は
少しずつ小さくなっていった


？と思い翼の向いている方向を見てみると
下駄箱から大量のチョコレートが
雪崩れて来ていた

反対側を見ると忍の下駄箱も同じような事に




彩「…流石だね」

私はどんまい と思うしかなかった

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