｛探偵チームKZ事件ノート｝もう全部壊れちゃえ

8.尾行 ページ30

彩side



ふわぁぁ！おはよ〜
今日も学校か…はぁ…めんどくさい
小塚くんにどうゆう事をすれば良いか聞いてみようかな？



ガチャ

「行ってきます」

そう言って家を出る

えっと…開成はこっちだよな…
危ない浜田に行くところだった…

？「あっ！アーヤ！」

この声は！

彩「小塚くん！おはよう！」

小「おはよう，アーヤ。よく寝れた？」

彩「うん！」

言おうかな？
笑われないかな？

彩「あのね，小塚くん。これからどうすればいいか決めてないんだけど…」

そう言うとクスッと笑った
やっぱり…笑われた

小「ふふっ大丈夫アーヤは変なこと言ってないよ。ただアーヤの顔が凄く困ったような顔をしてたからさ…可愛くてね」

そう言ってクスッと笑った



彩「ちょっと小塚くん！真剣に考えてるんだから！」

小「ごめんごめん！」

やっぱり小塚くんは優しい…



小「アーヤ，あのね…言いたいことがあるんだけど…」

なになになになに！？
消えろって！？
えぇ！？それは困るよ！？

小「あのね，僕をもっと頼って欲しいんだ。あの時僕は酷い態度とっちゃったし信用されてないかもしれないけど…でもアーヤ僕に教えてない事もあるでしょ？その…傷の事とか…」

小「だからね，教えてくれる？」

彩「うん…ありがとね…小塚くん…」

涙がポロポロと溢れ出て来る



小「え！？アーヤ！？僕酷いこと言った！？ごめんね！」

彩「ううん，そうじゃなくて…嬉しくてね…」

小「ほんと？良かった…」

ありがとう，小塚くん

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