53 モブと大運動会第三部 ページ15
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『……眩しい』
｢いいお天気ですね！｣
『……そうだね』
本日朝、ご飯を食べている時に大運動会第三部のお知らせの花火が打ち上がった。危うく味噌汁吹き出すとこだった。忍たまたちはこの状況に慣れてしまったようで各々準備運動などし始めている。慣れって怖い。
隣に立つユキちゃんも例外ではなく、元気よく伸びをしている。大運動会は三部で終了、早く終わらせて部屋にこもりたい。
ユキ｢これより、大運動会第三部を開催いたしまーす！｣
『最初の種目は……学年対抗手裏剣打ち競技、です。出場者は六年、立花くん。五年、久々知くん。四年、斉藤くん。三年、浦風くん。二年、能勢くん。一年、山村くん。ゲスト忍者チームは……あれ？』
進行表にゲスト忍者チーム代表選手の名前が載っていない。これは……？
来賓席の方を見ると私が！自分が！と立候補し高坂さんに一蹴されるタソガレドキのモブ忍者。ここは私が、とお互い譲らないチャミダレアミタケのくの一。
思わず後ろに待機していた学級委員会委員会を見ると庄左ヱ門が耳打ちしに来てくれた。
庄左ヱ門｢すみません、進行表に不備があったみたいですね｣
『大丈夫。ゲスト忍者チームは誰が代表なの？』
庄左ヱ門｢ゲスト忍者チームの代表は……｣
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『えーっと、ゲスト忍者チームの代表はドクたまのふぶ鬼くん！』
観覧席の方からブーッと何かを吹き出す音が聞こえた。来賓席にいるドクタケからは｢ひっそりこっそりうっかりしっかりちゃっかり奴めを暗殺することが〜｣と聞こえた。私思ったより耳いいんだな。
ドクタケは兼ねてからチャミダレの殿様の命を狙っていたからきっとその事だろう。いくら忍者の学校とはいえ競技に紛れてそんな物騒なことはやめて頂きたい。……かと思ったら八宝斎が風鬼をどこかへ連れて行ってしまった。確かこの後は──
ユキ｢さぁ、各選手スタートラインに並びました！ここからスタートして走りながらコース上にある的に手裏剣を打ち、当たった点数を競います！｣
『……(あれええんかな)』
ゲスト忍者チームのコースに立っているのはふぶ鬼、ではなくふぶ鬼の変装(？)をした風鬼だ。各観覧席からヤジが飛んでいる。
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蒼葉碧(プロフ) - 春さん» わざわざpixivからお越しくださりありがとうございます！ストーリーはこちらの方が少し進んでいますので少しでも頂けたら幸いです……！ (2020年9月10日 22時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
春 - モブと色を見てpixivから飛んできました！まさか占ツクでUPされていたとは…即お気に入りさせていただきます！ (2020年9月10日 21時) (レス) id: cc81ffe234 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます〜！ヽ(^0^)ノ (2020年8月18日 18時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 主人公の性格がドストライクです。更新楽しみにしています。久々知兵助君と利吉さん格好いい！！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: ad1a18fb4b (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 凛@昆布教さん» ありがとうございます〜！新たな沼のきっかけになれたなら嬉しいです(^ω^) (2020年8月10日 22時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年7月18日 15時
