45 モブの実家 ページ2
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『父上、ただいま帰りました』
｢……ああ。どうだった、四年生になってからの学園は｣
『今年は先輩や後輩と交流をするようになり、とても充実しておりました』
｢えっそうなの！？……あっ｣
『……はぁ、』
モブ、あれから担がれたまま無事に実家に着きました。大丈夫、吐いてない。
『ねえ父さん、これいつまで続けるの？"厳格な父とその娘ごっこ"』
父｢えー、楽しくない？ってそれより本当なのか、他の生徒との交流を始めたって｣
『うん』
この通り、私の父はだいぶおちゃらけているというか気楽というか……まあ愉快な人間だ。｢そうか、ついに他の生徒ととも馴染めたか……！｣なんてちょっと涙ぐんでいる。別に馴染めなかった訳じゃないからな？
｢あなた、A。お茶が入ったわよ｣
父｢おお、ありがとう母さん｣
それはその伴侶である私の母も変わらず。私を抱えた小平太をみて｢まあ、彼氏？｣だってさ。とうの小平太は｢いやいや違います！では失礼します！｣なんて嵐のように去ってしまい礼を言いそびれてしまった。
母｢あなた、交流を始めたというのは本当のようよ。さっきの彼も恐らく学園の先輩なんでしょ？｣
『そうだよ』
父｢先程……ああ、"いけいけどんどーん"って聞こえたな。…………彼！？｣
突然顔を青くした父が立ち上がり私のすぐ側まで寄る。
父｢男！？Aに男！？彼氏か！？｣
『だーっ！違うってば！』
違うから！肩を掴んで揺らすな、脳震盪起こすわ！
父｢A、新学期になったら男に近づくんじゃないぞ｣
『近づくも何も学園の九割男だけど』
父｢………………そうだった｣
我が父ながら面白い人だと思う。学園にいても実家にいても賑やかさが変わらないのはウチくらいだろう。
母｢ほらあなた落ち着いて。……さあA、学園でのお話沢山聞かせて。母さん楽しみにしてたんだから｣
『うん。えっとね……』
父｢父さんにも聞かせて！｣
長期休み恒例の学園の思い出話会が始まる。今学期はとても濃かったから話が長くなりそうだ。
さて、何から話そうかな……
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蒼葉碧(プロフ) - nasiremonさん» 労りのお言葉感謝です……！ありがとうございます！^ ^ (2020年7月18日 23時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
nasiremon(プロフ) - お仕事お疲れ様でした！体を壊さないように気を付けてくださいねっ！！作者様のペースでいいので………！！ついに続編ですかっ！！！楽しみですッ！！！頑張って下さい！！ (2020年7月18日 15時) (レス) id: fa0cba8ed9 (このIDを非表示/違反報告)
空桜(プロフ) - 25歳コンビいいですよねッ！！！というか兵庫水軍全員かっこよすぎて私も同じ反応する自信あります() 綾部との絡みも大好きです (2020年6月15日 12時) (レス) id: e5333279ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - すごくおもしろかったです！これからもがんばってください！ (2020年6月14日 14時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめろ(プロフ) - つ、ついに兵庫水軍さんが出るのですね…！！最近めちゃめちゃ兵庫水軍さんにハマっていたので楽しみです(*^^*)これからも応援しています！！ (2020年6月13日 23時) (レス) id: a45803aec4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年5月28日 23時
