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藤内｢と、とりあえず今からでも何するか考えよう！……いつも鍛錬してる先輩たちってどんな鍛錬してたっけ？｣
今日の予定を練り直すべくその場に座り込む三年生。既にジュンコがうろちょろしていてどっかへ 行ってしまいそうだけど大丈夫か……？
数馬｢いつも鍛錬してる先輩といえば……｣
孫兵｢潮江先輩と食満先輩と七松先輩？｣
『(見事に脳筋ばっか)』
三之助｢七松先輩はひたすら塹壕掘ってる｣
左門｢潮江先輩は十キロ算盤持って色々してる｣
作兵衛｢食満先輩は鉄双節棍振り回して勝負仕掛けてる｣
『(うわぁ)』
……脳筋のやることは違うよね！
真似出来るわけないじゃん。そもそも上級生の鍛錬は得意武器を使ったのが多いし。
藤内｢……ん？そもそも実習の内容も分からないのに鍛錬しに来たのが間違ってたんじゃ……｣
｢あっ｣
数馬｢……｣
よく気づいたね藤内。
さて、山へは来たものの振り出しに戻ったわけだ。これかどうするのやら。
作兵衛｢……と、とりあえず走り込みでもするか！｣
ここで責任感溢れる作兵衛が先手を切った。いいねぇ、作兵衛にも十点あげちゃう。
左門｢おっ、いいぞ！｣
三之助｢走るのはいつもやってるから得意〜｣
作兵衛｢お前らは俺と走るんだ！｣
孫兵｢ちょっと自信ないけど……僕頑張るよ、ジュンコ！｣
──シャーッ！
藤内｢今度からこうなってもいいように予習しておかないと……！｣
数馬｢えっと……じゃあまず隣の山まで行ってみようか？｣
数馬の言葉にさんせー！という声が上がった。確かに体力作りならどんな実習が来ても無駄にならない。ナイスな判断だろう。
走り出す直前、数馬が当たりをきょろきょろ見回していた。恐らく私を探していたんだろう。みんなに内緒って事だったから他の三年生はもちろん、数馬にも今日はまだ会っていない。私が本当に着いてきているのか心配になったのかな。
大丈夫、ちゃんと見守ってるよ。
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蒼葉碧(プロフ) - みむまむにさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます〜！ヽ(^0^)ノ (2020年9月23日 8時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
みむまむに(プロフ) - すごく好きです！前作から引き続きずっと楽しいです！神作をありがとうございます！！ (2020年9月22日 21時) (レス) id: c45f50d5a3 (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - そっかぁ、簪の意味分からないかぁ、、、嫌われている所か....ねっ？ (2020年5月22日 20時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - nasiremonさん» ありがとうございます〜！´`* (2020年5月15日 23時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
nasiremon - すごく面白いです！！ 伊作先輩と鉢屋がかっこいい！ (2020年5月15日 0時) (レス) id: fa0cba8ed9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年3月5日 15時
