24 モブと親睦会 ページ26
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伊作｢親睦会をしよう！｣
｢わあーい！｣
『(唐突だな)』
本日は初日から数えて通算五回目の委員会、どうやら前回で保健委員会の仕事を一通りしたそうで。新メンバーも入ったことだし毎年恒例の親睦会をやろう！……ということらしい。
『……親睦会って何するんですか？』
伊作｢保健委員会の親睦会は、代々みんなで鍋を作るんだ｣
数馬｢昨年のお鍋も美味しかったですよ｣
『へえ……』
そういえばアニメでそんな描写をちらっと見かけたような見かけなかったような。お鍋かぁ、素直に楽しみ。
伊作｢じゃあさっそく出かけようか｣
｢はぁーい！｣
そうだよね、なんとなく察しはついてたけど材料から取りに行くんだよね。このメンバーで行くのとてつもなく心配だな……
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伊作｢ふぃ〜、こんなもんかな｣
『……大丈夫ですか？』
伊作｢うん、いつもの事だから｣
『…………』
あれから裏々山へ向かって一刻半ほど、数種類のキノコやらタケノコやら山菜やらをカゴいっぱいに集めた。……集めただけなのに何故か私以外の五人はボロボロ。幸い怪我はなかったけどとてもボロボロ。さすがは不運委員会。
唯一なんの変化もない私が何も手伝わなかったみたいに見えてしまうのがちょっとアレだな。……ちゃんと手伝ったからね？みんながコケたり木にぶつかったり崖から落ちかけたり岩に追いかけられたりしてる間にせっせとキノコ採ってたからね？
そんなこんなで学園へ無事？帰還。
私たちが保健室で鍋や器を用意しているあいだに乱太郎と伏木蔵が食堂で追加の材料やら薬味やら調味料やらを少しずつ貰ってきてくれた。
乱太郎｢このネギは大木雅之助先生ので、この豆腐は久々知先輩のお手製だそうです！｣
『マジか』
伊作｢どうかした？｣
『イエッなんでも』
こんな場面で推しのお手製お豆腐が食べられると？最高かな？今絶対表情筋緩みまくってるよ私。
伊作｢よし、下準備も終えたし作り始めようか｣
｢わーい！｣
⋮
伊作｢よし、完成だ！｣
｢やったあー！｣
蓋が開き、湯気と共に広がるだしの香り。具材もいい感じに煮えていた。すっごい美味しそう……
伊作｢はい、Aちゃん｣
『あっ、ありがとうございます……』
伊作｢みんな渡ったね？じゃあみんな手を揃えて……いただきます！｣
｢いただきまーす！｣
『いただきます』
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虎目石(プロフ) - とても面白いです。私もこんな素敵な作品が書けるようになりたいです。 (2022年8月9日 12時) (
レス) id: 4030c44317 (このIDを非表示/違反報告)
かすてら - 忍たま！キャラの名前ちゃんとおぼえてないから見直そ…笑 (2020年9月3日 21時) (レス) id: fce6735151 (このIDを非表示/違反報告)
相良(プロフ) - 蒼葉碧さん» いつもニヤケながら拝見させていただいてます、応援してます〜！！ (2020年8月30日 7時) (レス) id: 438ba08767 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 相良さん» 嬉しいお言葉ありがとうございますヽ(^0^)ノお気づきの通り、最初にこちらに投稿してそれを加筆修正したものをpixivの方に投稿しています´`* (2020年8月29日 23時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
相良(プロフ) - もしかしてpixivにも投稿されていますか！？大好きです！！！ (2020年8月29日 21時) (レス) id: 438ba08767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2019年9月23日 10時
