14 モブと砂煙 ページ15
・
・
・
次に向かったのは体育委員会、なのだけれど……
『………………どこだ？』
絶賛ランニング中なのか、木の上から探してもどこにも見当たらない。まあ入るつもりはないから見学しなくても正直いいn
｢いけいけどんどーーーーーーん！！！！！！｣
……ビュウンと何かが通ったかと思えば目の前は大量の砂煙。一体どこから現れたというのか、体育委員会委員長、七松小平太。想像より五倍声がでかいし想像より十倍早いわ。えっぐいな、鼓膜なくなるかと思った。
金吾｢なっ、なまつせんぱ、置いて、かないでくださ、｣
滝夜叉丸｢七松先輩っ、金吾もいるんですから少しは考えてください……｣
その後から後輩たちがボロボロになりながら着いてきていた。ああ金吾、初日からモンスターに振り回されて可哀想に……。滝夜叉丸もいつもなら整えてある髪が爆発している。金吾をかばいながら無自覚迷子でお馴染み三之助も見なくては行けないというなんてハードモード。大変だなあ(他人事)。
小平太｢んあ？悪い悪い！じゃあみんな揃ったところでまた裏々山まで行くぞー！いけいけどんどーん！！！！！｣
滝夜叉丸｢えっ七松せんぱっ、ちょっ……ああ〜〜〜もう！！！！｣
金吾｢ぜぇ……ぜぇ……｣
三之助｢金吾大丈夫か？……あれ、裏々山は……あっちか！｣
滝夜叉丸｢こっちだ！！！！｣
四郎兵衛｢つらいんだなぁ……｣
……私には無理だよこんなの。みんな頑張ってくれ
さて。残る委員会は一つとなったわけだけど……どこでやってるか知らないんだよねぇ。
というかあの委員会──学級委員長委員会ってイベント事がないとやることがないって感じだったはずだから今やってるかすら分からないよねそもそも私学級委員長じゃないし。学級どころか一人だし。見に行かなくたって……
『いいよねぇ』
｢なにがいいんだい？｣
⋮
小平太｢なあ滝夜叉丸、あいつはどの委員会に入ると思う？｣
滝夜叉丸｢ハァ！？どこのどいつですか！！｣
小平太｢なんだ知らんのか。ならいいや。わはははは！！｣
滝夜叉丸｢どうでもいいのでスピード落としてください！！！！！｣
金吾｢つらい｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 764人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
虎目石(プロフ) - とても面白いです。私もこんな素敵な作品が書けるようになりたいです。 (2022年8月9日 12時) (
レス) id: 4030c44317 (このIDを非表示/違反報告)
かすてら - 忍たま！キャラの名前ちゃんとおぼえてないから見直そ…笑 (2020年9月3日 21時) (レス) id: fce6735151 (このIDを非表示/違反報告)
相良(プロフ) - 蒼葉碧さん» いつもニヤケながら拝見させていただいてます、応援してます〜！！ (2020年8月30日 7時) (レス) id: 438ba08767 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 相良さん» 嬉しいお言葉ありがとうございますヽ(^0^)ノお気づきの通り、最初にこちらに投稿してそれを加筆修正したものをpixivの方に投稿しています´`* (2020年8月29日 23時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
相良(プロフ) - もしかしてpixivにも投稿されていますか！？大好きです！！！ (2020年8月29日 21時) (レス) id: 438ba08767 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2019年9月23日 10時
