【忍たま】山田家の長女 2

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ユキ｢同じ三年い組の伊賀崎先輩とか……｣









孫兵は美形だしやはりくの一に人気があるのだろう

でも孫兵にはジュンコたちががいるなぁ









トモミ｢三年生なら富松先輩とか浦風先輩とか……｣









うんうん

作兵衛は責任感あるしっかりものだし、藤内は勤勉で真面目だから人気があるのもわかる









おシゲ｢四年生なら……タカ丸さん！｣


『タカ丸さんねぇ』


トモミ｢カリスマ髪結ということもあって、くのたまでも人気なんですよ〜！｣









やっぱりあの人モテるよね

誰かの髪を追ってるか女の子に追われてるかのイメージだもん









ユキ｢そういえばA先輩、タカ丸さんに髪を結ってもらった事あるんですよね！｣


『うん、あるけど』









なんで知ってんだろ

くの一の情報網怖いな

六年生並みじゃん









『悪い人じゃないんだけどね。委員会で顔合わせる度に｢髪触らせて〜｣って来るの、結構ダルいよ』


おシゲ｢相変わらずはっきり言いましゅね｣









本人にウザイとかダルいとか直接言ってないからセーフ

……顔には出てるかもだけど









トモミ｢そういえば最近、五年生の先輩たちと一緒にいることが多いですよね｣


『そうだね』









それこそ最近では一緒にいる機会が増えたものの、五年生とは三年になって急激に距離が近づいた





兵助先輩のお友達、という認識だったのが今では一人一人のことを知れている気がする










ユキ｢五年生と言えば久々知先輩でしょう！直属の先輩だし、一年の頃からの付き合いなんですよね？｣


『そうだよ』


おシゲ｢久々知先輩といえば成績優秀で文武両道、お顔もとても綺麗でお料理まで出来ちゃう完璧な先輩でしゅ！｣









へぇ、兵助先輩ってそう思われてるんだ

言ってることは当たってるけど……完璧じゃないんだなあこれが。天然なところもあったりするし









……まぁこれを知ってるのは後輩の特権ということで









トモミ｢尾浜先輩や鉢屋先輩とも結構仲がいいですよね！｣


『うん……向こうから来てくれることがほとんどだけど、話しやすいかな。たまに圧が凄いけど』









持ち前のフレンドリーさ、オーラ？なんだろうか

やたら私を子供扱いしてるように感じるけれど、基本的には優しい人たちだ

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