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図書室から1番近い校庭
そこで遊んでいた乱太郎、きり丸、しんベヱの3人に尋ねれば
私が先程まで寝ていた方の校庭で見かけたと
着いてみればやはり兄の姿はなく
代わりに絶賛委員会活動中の体育委員会に遭遇した
『体育委員会のみなさんお疲れ様です』
小平太「Aじゃないか!どうした一緒にマラソンするか!」
『丁重にお断りさせていただきます。……金吾、四郎兵衛大丈夫?』
無傷で息すら乱していない七松先輩の傍ら
何故かボロボロで肩で息をしている後輩2人
また獣道を通ったんだな……
金吾「A、せんっ……はぁ……」
四郎兵衛「大丈夫、じゃ、ないんだなぁ……」
ですよね
六年の先輩ですら簡単に手に負えない七松先輩のマラソンに後輩がついていけるわけもない
ただ、それに付き合い始めて4年目、3年目の滝夜叉丸先輩と三之助は慣れたのか意外と普通にしている
滝夜叉丸先輩に関しては、マラソン中に迷子になる三之助を連れていくという役目まで背負っているから余計大変そう
『兄を探しているんですが見かけませんでしたか?』
三之助「利吉さん来てるの!?どこ!?探しに行く!」
滝「まてまてまて」
何だこの既視感
『……三之助、左門が部屋で色紙探しながら作兵衛を待ってるから一緒に行きなよ』
三之助「ほんと!?わかった!」
無自覚と決断力でも似るところは似るのか
小平太「利吉さんなら門近くで見かけたぞ!」
『門ですか』
もしかして見つからないと諦めて帰った……?
いやまさか
あの人がそんなに諦め良いはずがない
『ありがとうございます。向かってみます』
小平太「よし、休憩も済んだところだしもう一度裏々山へ行くぞ!いけいけどんどーん!」
金吾「ひぇ……」
七松先輩の姿はあっという間に見えなくなり
その後を追うように滝夜叉丸先輩達も走り出した
『三之助頑張れ〜』
三之助「おー、利吉さんにサインもらうために頑張る」
帰ってくる頃にちゃんと息していればいいけど
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三日月 - おはようございます!いつも楽しみにしてます!朝からすみませんm(._.)m実は私も25日から忍たま小説を書き始めました!もし良ければ見てくれたら幸いです!他の皆様も是非ご覧ください!「忍術学園5年い組には女性がいます」ですのでお願いします! (2019年8月27日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - アクヤさん» こんにちは、コメントありがとうございます!自己満足と趣味の塊にそのように言って頂けて嬉しいです。頑張ります……!^ ^ (2019年8月19日 17時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - いつも「面白いな。」と思いながら読んでいます!これからも頑張ってください! (2019年8月19日 16時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
藤華 - そうですか、わかりました。 (2019年7月17日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 藤華さん» こんにちは。他に書いている短編集ではリク募集をしているのですがこっちではしてないんです…申し訳ないです…! ´・ω・ (2019年7月16日 16時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼葉碧 | 作成日時:2019年6月11日 0時