24 小さくなっちゃった ページ25
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孫兵に一度外へ出てもらい着替え始める。
昨日押入れにしまっていた萌木色の制服を取り出した。
『……うん、やっぱりこっちの方がしっくりくる』
一年の時の制服にはまた少し眠っていてもらおう。
……できればまた使う日が来ないことを願って。
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孫兵と食堂へ向かう途中、おなじみの仲良し3人組に出会った。
乱｢あっ、A先輩に伊賀崎先輩！おはようございます！｣
孫兵｢おはよう｣
『おはよう乱太郎』
朝から元気いっぱいで笑顔が眩しい。
きり丸｢A先輩、元に戻れたんすね！｣
『うん。寝て起きたら戻ってた』
しんベヱ｢よかったですねぇ！でもちょっと残念かも。もう少し同じ目線で話してたかったなぁ｣
『うーん、そう言われると私もちょっと残念かも』
孫兵｢こらこら｣
昨日はほとんど五年生といたし、少しだけ惜しいことをしたかもと思ってしまうのは許して欲しい。
きり丸｢……そうだA先輩。昨日利吉さんが乱太郎にお願いしてきて｣
『え？』
しんベヱ｢小さい姿のA先輩のスケッチして利吉さんに渡したんです〜！｣
『……はあ！？』
何それ、そんなの聞いてない。
孫兵｢利吉さんてばいつの間に｣
『乱太郎それ本当！？』
乱｢は、はい……利吉さんがA先輩とまた暫く会えないからとお願いしてされて……｣
『はあ……』
なんてことを後輩に頼むんだあのバカ兄。
乱｢すみません、先輩の許可なく描いてしまって……｣
いけない、乱太郎をしょんぼりさせてしまった。
『ごめんね、乱太郎を責めてるわけじゃないの。……いつの間に描いてたの？』
乱｢……夕餉の時、食べ終わってから先輩方とお話されていた時です｣
『……あぁ、』
あの時か。
確かに食べ終わってから少し兄や兵助先輩達と喋っていたけど……
正直全く気づかなかった。
周りに人が沢山いたからって気が抜けていたらしい。いけないいけない。
『……そっか。乱太郎凄いね、私全然気づいてなかったよ。いい忍びになれるよきっと』
乱｢えっ……そうですか！？……えへへ｣
照れながら微笑む乱太郎、最高に可愛い。
……とりあえずあのバカ兄だけは許さない。
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Ｍ氏(プロフ) - はっきり言って気になってはいました。でも内容はめっちゃ好きです (2020年1月12日 21時) (
レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - Ｍ氏さん» 私の単なる手癖の誤字です……見つけ次第修正していたつもりなんですが読みにくかったですよね、すみません (2020年1月12日 21時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ氏(プロフ) - いきなりすみません。たまに語尾？文末？の後に【ら】と付いているのが気になるのですが... (2020年1月12日 19時) (レス) id: 75c6c8cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 蒼葉碧さん» いえいえおきになさらず(*´ω｀*)あの…もしよければ私も忍たま小説書いているので見てください！『忍術学園５年い組には女性がいます』と『忍術学園の姫様』です！是非読んでください！ (2019年10月15日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 風詠さん» 2ヶ月以上も返信出来ていなくて大変失礼致しました！コメントありがとうございました……！褒めていただけてとても嬉しいです(´∀`) (2019年10月14日 20時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2019年5月31日 23時
