孤独の少女［ヒプマイ］ (ページ10)

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第七話～2～ページ10

倫世「…はぁ？お前頭悪いのか！！」
合歓「いえ悪くないですが…私は本当の事が知りたいだけですが、問題でも？」
倫世「……問題は無いけど、碧棺の力になれるのかよ。」
合歓「私だけじゃなく、総理と無花果様…そして菊月さんの力になりますよ」
倫世「……俺は、＂あの時＂と違うんだよ」(ボソッ)
合歓「闇蝶城様……どうしました？」
倫世「いや、何でもねぇよ…さっきから思ったんだが、俺の事は倫世って呼んでくれる？…敬語も無しで」
合歓「えっ！よろしいのですか？闇蝶城様、でも乙統女様のお気に入りの方が呼んでもよろしいんですか？！」
倫世「いやもう……それはそれで良いし、って言うか俺…これでも19歳なんだよ！」
合歓「…私と同じ歳？！」
倫世「これは……上司命令じゃなくて、俺の願いなんだけど…駄目か？」
合歓「分かった…けど私のことも合歓と呼んで」
倫世「うん…よろしく合歓」
これで俺にも可愛い部下(友達)が出来たのである。
鞠月「お二人ともこちらにいたんですね」
合歓「鞠月さん、どうしたんですか?」
鞠月「乙統女様からの伝言です…＂明日オルタナティップラップバトルの巡回/重要人物の監視をお願いします＂ということです。」
合歓「分かりました」
鞠月「闇蝶城様には加えて＂司会進行をお願いする＂と無花果様からの伝言です…」
倫世「…ありがとう」
鞠月「では私h倫世「あれ、帰らないの？」まだ仕事が残ってるので失礼します」
倫世「あの子冷たいな…」
合歓「うん、でも私には優しかったのに何でだろう…」
それは、俺と合歓の間での悩みになったのでした。
～倫世side～完