孤独の少女［ヒプマイ］ (ページ40)

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第三十一話～NO side～ページ40

モブ女「なんなの……あいつ！！」
倫世「どうして…マイクを奪わなかったの」
モブ女「？！と…倫世様」(大声)
倫世「ちゃんとヒプノシスマイクを奪えと命令したはずですが…」
モブ女「申し訳…ございません！！あやつらに」
倫世「言い訳は聞きたくない」
？？「まぁ良いんじゃないですか…倫世様」
倫世「…お前か金糸雀」
金糸雀「ご本人も反省しているので、今回は見逃しても良いじゃないですか？」
倫世「…ッチ、ちゃんと指導してくれた良いけど」
モブ女「…あ、ありがとうございます！！」
倫世「(とは言え、アイツも言の葉党党員だし…勝手にクビをしたら無花果さんに怒られる)」
金糸雀「倫世様？」
倫世「いや、何でもない」
こいつの名前は、従矢金糸雀(あだやかなりあ)警視庁公安部部長で無花果さんの部下
金糸雀「彼女のことを、叱っても良かったのでは？」
倫世「いや、彼女は優秀だから勝手に怒ると…乙統女様になんて言われるか」
金糸雀「それは、仕方ないですね」
倫世「それより……ラップバトルの司会進行しなければ、じゃあな」
金糸雀「行ってらしゃいませ」
鞠月「金糸雀さん少々宜しいでしょうか」
金糸雀「これは、鞠月様どうかなさいましたか？」
鞠月「闇蝶城様とお話してましたよね」
金糸雀「えぇ、とっても優秀ですよね倫世様」
鞠月「これは、あえて忠告しておきます…＂彼女とは話すのは控えた方が身の為ですよ＂」
金糸雀「何でですか…」
鞠月「彼女は、余りに良くない人ですから」
合歓「そのような言い方は、ないと思います」
鞠月「合歓さん……分かってるでしょう」
合歓「私は、倫世をずっと見てますがそのような人には見えませんが？」
鞠月「ッ！！」
金糸雀「合歓様、無花果様がお呼びでしたよ」
鞠月「合歓さん！！もう少し、話させてください」
合歓「金糸雀さん、今行きます……鞠月さん」
鞠月「何よ！！」
合歓「倫世のことを馬鹿にしたら、よーく覚えて下さいね」(低音)
菊月「…」
行政監察局副局長は仲が良い少女に忠告する