第１１９話 ページ9
A「え…えぇ…！？//」
手を引っ張られる。そのまま二人で廊下を駆け抜ける。
視線が痛い…☆
やってることは別にかっこよくないのに…シルクの背中はやっぱりいつ見てもかっこいいなと思ってしまう。
教室から離れると、シルクは振り向いてまたハグをされる。
A「おわ、ちょ！？」
恥ずかしさで目がキョドる。
シ「…さっきは邪魔が入ったから。ハグ…し足りなかったもん…」
子供みたいに呟いているのに、何だか急に大人になったように感じた。
私は心臓が持たなくなって無理やり離れる。
A「ひ、人が来たらどうするの！//」
今回は何故だかいつもの倍ドキドキして、声が震えていると思う。
なんで…シルクのことは、ただの幼馴染って思ってるはず…なのに…ｯ
なんでこんなに…//
A「〜///」
シ「…かーわいっ♪」
シルクは笑顔で私の手を繋いだ。
シ「店番の時間も終わったことだし、このまま
二人で回ろうぜっ！」ﾆｺｯ
A「ちょ…//」
シ「文化祭楽しむぞ！おーっ！ねね、まずあそこ行こうぜ！」
A「う、うん…」
なんだか、シルクがとても楽しそうなので…私まで楽しくなってきてしまった。
やっぱり_シルクのいいところって、こういうところだよね…
シ「ん？何ニヤニヤしてんだ？」
A「別にっ！ほら、行こっ！」
それから私達は、誰にも邪魔されることなく文化祭を楽しんだ__
と思いきや。
男子「あの！」
シ「ん？」
女子「私たちのクラスで「イケメンコンテスト」ってやつやってるんですけど…是非出てみませんか？」
シ「え、えぇ？」
A「イケメンコンテスト…？」
ミスコンわかるけど…ついにそんなものまで始めたのか、この学校は…()
シ「悪いですけど、俺今こいつと…」
男子「あぁっ！もう時間が無い！さぁ早く行きましょう！」
シ「え！？まって…」
女子「クラス長！隣の女子は…」
男子「あぁ、確かに可愛いよな…よし、隣の方も来てください！」
A「えぇっ！？ちょ…」
そのまま私たちは、意見を聞かれることも無く強引に連れていかれた…
なんか…めんどくさいことになってしまいました…()
連れていかれた教室は2-4で、中はザワザワと賑やかだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
魚民のうずら(プロフ) - 甘党美咲@ウオタミさん» ｳｵｵｵｵ嬉しい限りです（泣）お気に入り登録もありがとうございます……！はい！ゆっくりですが頑張らせて頂きます！！ (2020年10月27日 21時) (
レス) id: ccae57f635 (このIDを非表示/違反報告)
甘党美咲@ウオタミ(プロフ) - 初コメ失礼致します！１からここまで全部読みました！めっちゃ面白くてカオス過ぎて笑い転げましたw更新頑張って下さい！ (2020年10月27日 20時) (レス) id: 211bf6e46f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：魚民のうずら x他1人 | 作成日時：2020年5月21日 13時
