第１２６話 ページ16
うん。楽しそうだな。
A「じゃあ行こっか！3階だよ！」
シ「おぅ！」
ン・ザ「Aが行くなら……」
そうして、私達は階段を登り、お化け屋敷待ちの列に並んだ。
生徒「次の方どうぞ〜♪」
私たちの番だ。
＿＿てっきり私達は5人で入れると思っていたが…
生徒「最高3人ずつですので！それではどうぞ〜！」
シ「え、ちょ…!?」
どうやら5人では無理だったらしく……前の方にいたシルク、ぺけ、ザカさんをさっさと中へ送り込んでしまった。
シ「まてぇ！！俺はAと行きたいんじゃぁァ！！」
そんな叫び声が聞こえるが……もう諦めたのか、やがてシルクたちの気配は消える。
…残されたのは…ダホちゃんと、私。2人。
多少、気まずい……
ン「あ、えと、行っちゃったね…w」
A「…うんw」
ン「…お化け屋敷ちょっと嫌だったけど、Aと行けるなんて…すごい嬉しい…」
A「…う、うん……//」
彼の唐突で無邪気な笑顔にやられる。
何だろう…この感覚。好きが溢れてる……
……結局私は、最近皆のことを少しずつ好きになって来ている。先生軍団も含めて、皆が大切な人になってきてしまっている。
どうしよう。尚更どうしよう。
なんだか……このままじゃ皆に顔を合わせづらいな…
どうすればいいんだ……1番なんて…選べないよ……
〜一方その頃〜
シ「くっそぉ…A……まあ、今回は諦めるか……ダホのことだし、そんな変なことはしないだろ…」
ザ「うん……逆にシルクとぺけがいて心強い……」
ぺ「あはは…」
シ「ぺけに関しては叫び声で俺らの鼓膜が破れそうだけどな……」
ぺ「き…気を付けます……」
ザ「うわわ！！」
早速ザカが壁についた血糊にビビる。
シ「早いよw」
と笑っていると、すぐさまデーン！！と幽霊役の人が襲いかかってくる。
シ「うわっ！」
ぺ「わーっっ⤴︎⤴︎⤴︎」
ザ「ァァァァァ！！！」
シ「びっくりしたぁ！w」
ぺ「今度は俺らが幽霊を驚かせてやろうぜ！？」
シ「良いなそれ！？」
ザ「えぇ………」
ぺ「あ！新しい幽霊来た！せーの！」
キェェェェェェェェェェェ★★★
〜なんだかんだ言って楽しんでいる3人方でした〜
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
生徒「次の方ー！どうぞ！」
そうこうしているうちに、私達の番がくる。
中は真っ暗だ。微かに赤いランプが灯されている。
お化け屋敷なんて初めてだ…どんな感じなんだろう。
…気付いたら、私達は手を繋いでいた。
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魚民のうずら(プロフ) - 甘党美咲@ウオタミさん» ｳｵｵｵｵ嬉しい限りです（泣）お気に入り登録もありがとうございます……！はい！ゆっくりですが頑張らせて頂きます！！ (2020年10月27日 21時) (
レス) id: ccae57f635 (このIDを非表示/違反報告)
甘党美咲@ウオタミ(プロフ) - 初コメ失礼致します！１からここまで全部読みました！めっちゃ面白くてカオス過ぎて笑い転げましたw更新頑張って下さい！ (2020年10月27日 20時) (レス) id: 211bf6e46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚民のうずら x他1人 | 作成日時：2020年5月21日 13時
