【d!】無能だからって役に立てないとは言ってない！ (ページ1)

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いちページ1

何も出来ないんだから。
お前は無能だから。

そう言われるのはもう慣れた。

無能だなんだっていうのは事実だし、何をやっても失敗して結局トントンとかに迷惑をかけちゃってるのもわかってるけど、、
それでも今こうやって書類仕事をしてるのはもはや意地みたいなものだ。

無能だから。何も出来ないから。
それを理由に諦めたくなんてない

私だってこの我々国の幹部なんだから

「よっし…。今度こそミスはないはず！」

そんな独り言をこぼしながら完成した書類を持って書記長室に向かう。

扉をノックして少し待つと、中からトントンの声が聞こえてきた

「失礼します……Aです」

tn「なんやお前か。なんの用や」

トントンは目の下に隈を作っており、少し不機嫌そうにこちらを見た

「言われてた書類できたんだけど……。」

と言うと、彼は驚いたような顔をしてから

tn「もうできたんか？Aにしては早いなぁ」

と言った。実は今回は早く終わらせれるように頑張ったんだよね、というとトントンは嬉しそうにそうか、頑張ったな。と褒めてくれた

嬉しくて頬を緩ませると、でもお前は無能なんやからあんま無理すんなよ。と余計な一言を加える

お礼を言って書記長室から出てドアの前でため息を吐いた。

ここの幹部はみんなそうだ。
嫌われてるわけではないし、どちらかというと大事にしてもらっているけど会話をするとお前は無能だからとか弱いから守ってやるとか、、

私だって一応幹部なんだけど！

(無能だって役に立ちたい)

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無能で嫌われはある。
無能で実は有能もある。
無能で実は愛されもある。

だけど無能で普通に愛され。だが無能。

これは？？？？探してもない。→書くしかない

というわけではじめまして！

界隈の荒れもあったので書くのはやめとこうと思っていたんですが、欲に負けて書いちゃいました()