第一話 ページ1
【夢主side】
「じゃあね〜」
｢バイバイ〜｣
ある平日の夕方。
私はいつも通り下校する。
電車通学ではない私は、みんなが駅に歩いて行く方向とは真逆に歩いていく。
私が通う高校は県内随一の名門校らしく、県外から電車を使って登校してくる生徒がたくさんいる。
私はというと、近くの高校を選んだだけである。
親も反対しなかったし。
実際近いし。
歩くこと約十分。眼前に広がる古風な大きな家が私の家だ。
その門のわきに黒い車が止まっている。
私は玄関に上がり、自室へ向かう。
きっと車の主は客なのだろうが私には関係ないし。
そう思っていると、
｢A、父さんが話あるって。」
と兄に呼び止められた。
｢えッ、うん。分かった。」
｢応接間におるらしい。そんじゃあ」
私はとりあえず部屋に荷物を置き、制服から私服に着替えた。
そして、応接間に向かい、コンコンコンとノックする。
｢はいりなさい｣
父の声がし、｢失礼します｣と部屋に入ると、
｢お母さん！？｣
なぜかざめざめとなく母と、少し厳しい顔をした父がいた。
｢えッ、何で泣いてるん？｣
私が困惑しているのをよそに、客らしい、男性が、
｢まあ、座ってください。」
とのほほんと席を進めた。
私が言われたとおりに席に着くと、お客様はにっこりと笑った。
そして、
｢すみませんが、この方と二人きりにさせていただいてもよろしいでしょうか？｣
と有無を言わせぬ声で言った。
父は、
「わかりました」
と母を連れだして出て行ってしまった…
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愛羅♪(プロフ) - 夜桜 野風さん» コメントありがとうございます！私も同情する審神者はあまり好きじゃないです。正直にお答えいただきたいんですけど…。同情、しちゃってますかね？一度読者様に聞いてみたいことだったのでお答え頂けるととても嬉しいです！ (2018年3月18日 16時) (
レス) id: 79571655d4 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 野風 - 痛みは怪我してるその子しか味わえないのによくある審神者が「いたかったね」って言ってる同情パティーン正直嫌いなんですけど…これは大好きです!応援してます! (2018年3月18日 10時) (レス) id: b4813fd3d3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 野風 - あ、これ好みです。(唐突)夢主さんヤバイですね…(色々と)他のと違って良いです!! (2018年3月18日 10時) (レス) id: b4813fd3d3 (このIDを非表示/違反報告)
愛羅♪(プロフ) - 琴葵さん» ありがとうございます。一回訂正してみますね。更新頑張ります！ (2018年1月16日 14時) (レス) id: 79571655d4 (このIDを非表示/違反報告)
琴葵(プロフ) - 更新お疲れ様です！審判者…あながち間違ってはおりませんが、刀剣乱舞の世界での主は審神者と書いてさにわ、と呼ばれております。一度訂正してはいかがでしょう。審判者ですと色々と意味が違ってきますので…ストーリー展開面白いと思います！更新頑張ってください。 (2018年1月16日 8時) (レス) id: 905678d174 (このIDを非表示/違反報告)
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