*音羽館1【モツside】 ページ3
僕はモーツァルト。歌苗のお父さんに造られた「人造人間・クラシカロイド」の一人。といっても、僕たちクラシカロイドは特別な人間なんだ♪
まず、僕たちは天才音楽家。僕のほかに七人いる。そして、みんな多かれ少なかれ、過去、普通の人間として生きていた時の記憶を持っている。
そして、その記憶をもとに僕たちが操るのが「ムジーク」。この言葉はドイツ語で「音楽」っていう意味なんだけど、今の僕たちが奏でるムジ―クは、ただの音楽ではない。
魔法の杖のようにタクトを一振り。そこから出てくるのは僕たちの記憶に色濃く残る旋律。そして、この世界に巻き込まれると、魚になったり、ネット空間に閉じ込められたり、ちょうになって本音をぶっちゃけたり、ペンギンに襲われる…
ま、これはムジ―クの力によって引き起こされた状況の例だよ。どのムジ―クもこんなに恐ろしいものじゃない。特に、僕のムジ―クは、こんなのが少ないから安心してね?
僕は鼻歌を歌いながらリビングに向かう。今日は日曜日。歌苗の学校がお休みだから、みんなが集まっているはず!
ほらっ!やっぱり!みんなが定位置に座ってテレビを見たり、ゲームをしたりしている。
「おはようみんな!今日も元気?」
階段を降りながらみんなにあいさつする。やっぱり朝のあいさつは大事!みんなが思い思いにかえしてくれるから僕は大好き!その場がなごむしね♪
「あれ?」
一人足りない…。
「シュー君は?」
僕はみんなに尋ねる。
「さあ」
「どこ行ったんだろうね」
みんな知らないみたい。まあいいや。みんな自由人だから、また好き勝手でもしてるのかな?
そう思っているとテレビのニュースの内容が変わった。
『今日から世間では夏休みとなりました。大勢の家族連れが行楽地へと出かける姿が見られます…』
「へえ〜、なんだか楽しそうじゃない。」
そういったのはリッちゃん。
「また旅行に行きたいわね」
リッちゃんが懐かしそうに目を細める。
きっとリッちゃんが思い出しているのは前の夏に行った旅行。
その時は僕たちがみんなやらかしたから、歌苗が連れ出してくれたんだよね。
また行きたいなぁ。
そう思っていると、
「だめですよ。今年はいきません。」
と、歌苗がやってきた。
すぐさま…
「おっはよう!歌苗!」
あいさつする。
文字数の関係により切ります!
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ヒメちゃん - モツはかわいいし、ベトはなんかツンデレ。なんかたまらないわ。クラシカロイド。(* ∀ *) (2018年9月23日 15時) (レス) id: 5f6a8c1781 (このIDを非表示/違反報告)
愛羅♪(プロフ) - あんころもち(●´ ∞`●)さん» ありがとうございます!楽しみにしていてくださいね〜!ズバリお聞きします!誰推しですか? (2017年8月20日 20時) (レス) id: 79571655d4 (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち(●´ ∞`●) - うおおおお! なんていい子なんだモツはーーー!! ますますモツが好きになりました! 続編楽しみにしてます! (2017年8月20日 18時) (レス) id: 71908c4cef (このIDを非表示/違反報告)
愛羅♪(プロフ) - あんころもち(●´ ∞`●)さん» さあどうでしょう!これからも楽しみにしていただけたらとてもうれしいです! (2017年8月19日 21時) (レス) id: 79571655d4 (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち(●´ ∞`●) - これってベト落ちですか?? あっ ネタバレになるならいいです!おもしろいので毎日楽しみにしています! (2017年8月19日 17時) (レス) id: 71908c4cef (このIDを非表示/違反報告)
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