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付き合っちゃう？ ページ5

としみつ.






りょ「てつやのこと、どう思ってんの？」






りょうがAを真っ直ぐ見て言った。




虫さんも俺も真剣に聞く。







「どうって、好きか嫌いか？」

りょ「好きも、男としてどうなのかね」

「嫌いに決まってんじゃん」

とし「でも...前は好きやったやん」

「確かに好きだったよ。でも高校上がるまでね。今はただ、居たら空気が不味くなる人って感覚かな。」

虫「ふーん、、」

「あたし、皆より1級下じゃん？1年越しにみたてつやは私の好きなてつやじゃなかった。」







そう話すAの顔は暗かった。





高校の時、てつやと知り合って

幼馴染みだって紹介されて。


普通に仲良くなって。




高校から出会った俺はAが本気で笑った所を見たことがない。


てつやのみぞ知る。





虫「そういや、てつやが言ってたよ。数年前から、てっちゃんって呼ばなくなった。何でだろうなぁって」

りょ「絶対アイツが悪いやん」

「ま、そうだねぇ。何かそう呼んでたのがキモくなったからさ。やめたの」

とし「そうだったんか」

「もーやめにしない？息がしずらいんだけどw」

りょ「だな、笑」

虫「編集も終わった事だし、アップだけしてご飯食べいこうか」

とし「鍵どうするん」

「開けっぱでいいじゃん？家主なのに出かけて、合鍵すら渡してくれないのが悪いやん」

りょ「ま、大丈夫でしょwアップして、ご飯行こー」


「いぇーい、あたし焼肉〜」




Aはそう言いながら俺の肩に背伸びしながら手を回してきた




とし「チビのくせに肩に腕回すな笑」

「いいじゃん笑」

虫「ねぇ、Aさ」

りょ「まって虫さん多分同じこと思ってるw」

虫「え、まじ？じゃあせーので言う？w」

りょ「OK笑」


とし「え、何？」

「なになに？」






虫「せーの！」





虫＆りょ「付き合っちゃえば？」


「誰と？」

とし「誰が？」


虫「いや状況的に、2人やんw」

りょ「似合ってるよ結構w」





Aと顔を見合わせると、なんか急に恥ずかしくなった




とし「いや、いやいや！恋愛ってそんなノリでするもんじゃなくない？」

「、」

りょ「でもさ、俺らはAが前に進めるなら新しい恋もいいかなって。突発的でもね。いい刺激になるだろうし」




「、」



とし「じゃあ...」

とし「付き合っちゃう？」


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