５話 ページ6
次は〜
『え、豚…』ﾎﾞｿｯ
何でもいるな、ここ…
『トントン…』
そのまんまじゃんw
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
うーん…もう結構確認したんだけど…
ショッピとゾムって子が見当たらない…
他の子は全員確認できたのに。
あとさっきからずっと視線を感じる…めっちゃ見られてるよ…
そんなに私が怖いかっっっ！信じられんかっっっ！！！
そんなことは置いといて。
どこに居るのかな…ショッピとゾム。
隠れてたり？
『あ』
はっけーん！！
植物を模したロープの様な物にぶら下がっている紫のコアラが居た。
この部屋すごいキャットタワーとか鳥のカゴとか色々あるから見つけらんなかった…
眠そうな目を少し開き、ジトーと私を見たあとそっぽを向いてしまった。
…ちょっとかわいい。
『君がショッピくんね。よし。あとは…ゾム？』
ノートにカメレオンって書いてあるんだけどぉぉぉ…
無理だろコレ。見つけらんないだろ。
『え”〜…無理…』
もう適当に探すか？
う“ぬ”ん…←謎の効果音
『例えば…そこの机の上の花瓶の裏とか？』ﾎﾞｿｯ
チラッと花瓶の裏を見てみると…
い た
適当に言ったのに当たっちゃった。
ゾムって子もびっくりしてるよ。
『…なんかごめん。』
名前確認しゅーりょー。
次餌やりか。
棚から餌入れを出してノートを見ながらそれぞれの子の好きなものを入れる。
レッツゴー。
…これ扉開けられなくね？
いや開けられ…ないわ。
両手に持ってるしな。
足で開けちゃお。
よっ！
あ、開けれた。
『餌持ってきたぞー』
何故だ…何故餌を持ってるだけで吠えられるのだ…
『もういいや。置いとくから食べて…』
床に置き、私が離れると動物達は近づき餌を食べ始めた。
分かってたけどさ…分かってはいたんだけどさ…
『…餌食べてる時はかわいいのな。』ﾎﾞｿｯ
暇だし、とソファに座りバックから小説を取り出し読む。
…これ癒しになってんのかなぁ。
小説を読んでいると隣に鬱が来た。
『え…！』
感動…！！！
私はまた、小説へ目をやった。
今は撫でたり、触ったり出来ないかもしれないけど。
今は警戒されてるし、怖がられてるけど。
いつか、…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽんず | 作成日時：2023年1月29日 23時
