【FGO×ヒロアカ】転生したら個性が天の鎖だった

エルキドゥ(偽)がまねっこをする話 ページ11

やあやあ皆さん。めでたく轟くんと友達になれたエルキドゥだよ。



　丁度前の席にいたからね、話しかけやすかったよ。多少言葉を交わしてその日は終わったけど、段々話を聞いてくれるようになってきて、一週間経ち、やっと友達と名乗れるようになったんだ。


　え？ 時間が経ちすぎだって？
　まあそこら辺は僕の臆病さが裏目に出てるんだ。


　みんなも思ったことない？ どこからが友達で、どこからが親友なんだろうって。
　一週間も経ったのは中々「僕たちって友達だよね」が言えなかったからでもある。






　まあ、学校からの報告はこれくらいにしておこう。今、僕は砂浜に来ている。
　恐らく主人公が修行した海に連なるところ。っていうか静岡県内だから海は太平洋しかなかったね。



　さて、何故此処に来ているか…だね。
　それには海より深く、山より高い理由がある。



　ほら、彼。fateを知っている人なら分かると思うけど、アーサー王、アルトリア・ペンドラゴン、いるだろう？


　彼女の宝具である何かビームが出る剣(エクスカリバー)。アレを皆は欲しいなー、商品化しないかなー。と思ったことはないだろうか。


　なにも恥ずかしがることはない。皆、彼女の宝具を見た後、「エクスカリバーｧｧ!」と叫びたくなるものだ。…かく言う僕もその一人である。


　家の中でエクスカリバー欲しいなー、やりたいなーとぐだぐだしていたところ、目の前にカリバーンの如く床に刺さったエクスカリバーがそびえ立っていた。

　な、何を言っているのかわからねぇと思うが(ry




　どうやら僕の体の一部を使って作られたらしく、僕の体が小さくなっていたのはご愛嬌。
　因みに幼くなっていたのではなく、小さくなっていただけなので注意が必要。

　ショタキドゥさんは希少価値が高いのです。…まあ、今はランドセルを背負ったショタキドゥだけどね。



　閑話休題(そんな事はどうでも言い)



　話を戻して、何故砂浜に来ているか。それは僕の個性の実験のためだ。

　エクスカリバーが出来たのは良いけれど、ビームが出ないんじゃ意味がない。ビームが出ないセイバーはセイバーではないのです(？)



　…と、言うわけで、宝具として正常に作動するのかどうかを確かめに来たのである。


　───べ、別に、青王の物真似をやりたかった訳じゃないんだからね！





──


　鎖引エルキドゥ
　「エクスカリバーｧｧ！」を小林ゆうさんの声でやりたかっただけの人。

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