ド直球に愛を 【 沖田 総悟】

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「 総悟さん 」




「 ついに目を覚ましやがったな、雌豚が 」






「 なんですかその、ゲームのボスでも見たかのような言い方は 。 普通に言えないんですか」






食堂に彼がいなかったため、結局部屋へと来た








「 ありがとうございました 、途中寝てたみたいで」



「 感謝しやがれ 」





イラッとくるなー、この言い方


そんな、感情をぐっと押さえ込む





「 あの、りんご飴どこにあるか知りませんか 」




ひったくり犯を追っていた時には片手に持っていたはず 、多分 。




「 そんなもん知るか 」



「 あーあ、 置いてきちゃったかなぁ。

せっかく、土方さんが買ってくれたのに」






彼にはものすごく申し訳ない、


「 そんなもん、俺が買ってやりまさァ 」




「 総悟さんが、人に物を？ 正気ですか？何か変なものでも食べませんでしたか？ 」




ありえない、彼が人に物を送るなんて




「 どんだけ俺が腐ってる人間だと思ってんだよ」



「 かなり、腐ってますけど？」







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「 土方さん、りんご飴置いてきちゃいました」





先程の事を直接話す

というか謝罪しに来た



「 せっかくだったのに、ごめんなさい」



「 あ？りんご飴くれぇ、祭りの時に買えばいいだろ まだ、見廻りあんだし 」




「 ありがとう、 けど、総悟さんが買ってくれるって 」





…



「 はぁ？ 今、総悟がって言ったか？ 」




「 そう、総悟さんが 」





やっぱり、そうなるよね、うん。





「 どーいう風の吹き回しだ、アイツ 」







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