ド直球に愛を 【 沖田 総悟】

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「 どうすればいいんでィ」






「 総悟手伝ってくれるの？」






「 暇なだけでさァ 」






仲睦まじく料理をする男女





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を羨ましく見つめる少女







「 ねぇ、土方さん 」



「 あぁ？ なんだ」




「 どーしたら、姉みたいになれると思います？」








私の姉は容姿端麗、頭脳明晰、おまけに料理だって出来る。つまり、the 完璧人間 というとこだ。


昔っから比べられて育ってきた私たち。
みんな、姉に劣った私なんかに興味を示すことは無かった。






「 だから、お前はお前でいいんだよ。毎度言わせんなよ。 」





けど、真選組の人達や万時屋だけは違った。


私を私と見てくれる人達がいる。








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「 そーなんだけどねぇー 」






「 そんなに総悟が好きか 」






「 うん、だってかっこいいもん」







私たちが真選組に入るきっかけを作ったのが、総悟さんだった。


最初は 『 憧れ 』だった彼の存在が今では 『 好きな人 』となっていた。







「 土方さんには分かんないもんが彼にはあるんだよ 」





「 一生分かりたかねーな 、そりゃあ」







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