五十九 ページ10
清「で、なんなの」
「…」
主からの手入れも終わり、自室に戻ろうとしたのも束の間。
色々な事が一度に起こりすぎてそろそろ心が限界だと思った私は、付き合いの長い清光の自室に足を運んでいた。
清光は爪紅を塗りながら、ちらりとこちらに目配せする。
清「はぁ…も〜めんどくさいなぁ」
よいしょ、と清光が立ち上がると、私の隣に腰を下ろした。
お互いパーソナルスペースが狭いせいか、肩と肩がぴったりくっつく。
こういう時、清光は何も言わない。
ただ黙って側にいてくれる。それだけで安心するのは何故だかわからないけど。
「清光…」
清「…ん〜?って、泣いてんの!?」
気を緩めすぎただろうか。久しぶりに清光の前で泣いてしまった。
「ご…ごめんッ」
清「謝らないでいいからッ、あ!擦ったら駄目だってばか!」
ぼろぼろと泣く私を慌てて宥めてくれる清光には本当に感謝しなくてはならない。
清「で?何でAは泣いてるの?誰のせい?教えて」
清光、顔が怖いです。
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シャム(プロフ) - まってます!!! (2018年12月2日 3時) (レス) id: b3f5c72a28 (このIDを非表示/違反報告)
彩彌(プロフ) - 久しぶりに更新されて嬉しかったです!!続きが凄く気になりますが、無理をせずに更新してください!!楽しみにしてますね(・´з`・) (2018年1月16日 22時) (レス) id: 5fe99d50ec (このIDを非表示/違反報告)
るる2号(プロフ) - 面白くて何回も読み直しちゃいました!更新待ってます!! (2017年12月19日 13時) (レス) id: b96b11bd27 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - 面白いです!!続きが気になるです!更新頑張って下さい!! (2017年11月20日 7時) (レス) id: 73c563ba73 (このIDを非表示/違反報告)
翠櫻 - 面白いですがんばってください (2017年11月3日 18時) (レス) id: 64d53ddba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぐろ。 | 作成日時:2017年9月4日 15時