可愛いあの子はあの人の弟子で男の娘 (ページ50)

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四十八話ページ50

～朝～

『ふぁー……にゃ～にゃにゃ～(も～う朝か…)……！？』

『にゃにゃ！？にゃにゃにゃ！？(今私なんていった！？なんでしゃべれないの！？)』

Aは、猫の喋り方をしていた。そして、

『(なんか頭に違和感…)にゃ～…」

Aが、頭を触ると、

『(！耳！？耳がある！？……！尻尾もあるし～！？なんでぇ～～)…にゃあーーー！！！』

タカ「うぅーん…どうしたの？」

タカ丸さんが起きた。

『にゃぁ…にゃにゃにゃ～(タ…タカ丸さん～)』(涙目)

タカ「……！…どうしたのそれ！？」

『にゃ！にゃっにゃ！にゃにゃ～(どうしましょうタカ丸さん～)』

タカ「…もしかしてしゃべれないの？」

『にゃあ～』ｺｸｺｸ

タカ「どうしよう～」

『にゃぁ…』(涙目)

タカ「泣かないで～！」

その時、襖が開いた。

平「タカ丸さん、Aそろそろ食堂…いき……」

綾「どうしたの？滝夜叉丸……おやま～」

田「おい！どうし…た……」

浜「え！？」

他の四年生が来た。

タカ「やぁ…みんな…」

『にゃぁ…(うるうる)』

タカ丸さんと、Aは、着替えたあと事情を説明した。

平「なるほど…事情はわかりました」

綾「随分と可愛くなったね～」ﾅﾃﾞﾅﾃ

『にゃぁ～』

田「何か思い当たることは、ないのか？」

『…にゃぁ！(あ！)』ｶｷｶｷ

喋れないので紙に書くことに。

『にゃにゃぁ！』
［昨日、伊作先輩が作った新しい薬を被った。］

浜「原因は、それだな…」

タカ「本人に聞かないと直せないね…」

田「伊作先輩食堂にいると思うから今からいくぞ！」

『！にゃっ』
［この姿で？］

平「それしかないだろ…」

『…にゃ…』
［笑われないかな…］

綾「大丈夫だよ～」ﾅﾃﾞﾅﾃ

田「あぁ…むしろ…///」

タカ「可愛いよ～」

『…にゃにゃ』
［わかった…いくよ…］

A達は、食堂に向かった。

～食堂～

留「どうした？伊作？ボーッとして」

伊「え…ちょっと、心配事…」

仙「何の心配だ？」

伊「Aのことで…」

三「Aがどうかしたんですか！」

六年生の話しに五年生が入ってきた。

潮「鉢屋か、どうした？」

三「いや、その…」

雷「いつもAは、三郎の隣で食べているんですが…」

兵「まだ来てないみたいで…」

小「そういえば、四年生が来てないな！」

その時、

平「伊作先輩！」

滝夜叉丸が来た。