第9話 ページ9
A｢はぁ、はぁ、ここまで来れば、、｣
裏庭ってこんなに木多かったっけ
ざくざく、さくさく、
お菓子を食べる音？
どこ？
この木の裏？
A｢あ、｣
紫｢あ、｣
A｢紫原くん？｣
紫｢うん、なにしてるの？｣
三角座りでもしゃもしゃとまいう棒を食べている紫原くん。
でも今は、、、、
A｢それより、｣
紫｢ん？｣
A｢そのまいう棒、限定版の、｣
紫｢うん、わさびぺっぱー。｣
A｢ぷりーず！でぃす！でぃす！｣
紫｢え〜、やだ〜。｣
A｢ポテチある。｣
A｢まいう棒1本と、ポテチ2袋、！｣
紫｢はっ、、、、オレが、質より量派だとでも？｣
A｢こいつっ、倒れないか、、、｣
紫｢やーだねー！あげない！｣
A｢コンビニにいつ行っても買い占められてて、｣
A｢売られるのは、あと2日。｣
A｢もうだめなんだ、お願いします。｣
160度のお辞儀。
紫｢...ポテチ3袋ならあげる。｣
A｢神よ。｣
紫｢オレ、かいしめてたの。｣
A｢かっけぇ。｣
A｢神、と呼ばせて頂ければ幸いです。｣
私は自他共に認める生粋のお菓子好きだ。
まいう棒の限定版は必ず買っているし、バレンタインなんて友達にあげるより自分チョコの方が何十倍も多く買う。
ここまで、お菓子を極めている人が居るとは...
紫｢ふふ、敦って呼んでいいよ｣
A｢敦！｣
葵｢なにこれ、わさびぺっぱー？ちょうだい。｣
私がポテチ3袋でようやく手に入れたわさびぺっぱー味。
サクサクっと食べて、美味しいね。ニコッと笑いかけてきた。
このクール美人が！
A｢ああ、あつしさまあああああああああああ！｣
紫｢え〜、仕方ないなぁ。｣
ちなみに、
追加ポテチ2袋で許してくれました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みづぉ | 作成日時：2021年3月20日 23時
