第11話 ページ11
昼休みにずっと甘いキスをされ続けていた私は、午後の授業をまともに受けられず、そのまま部活を迎えた
葵｢A、昼から変だけど大丈夫？｣
みんなにドリンクを渡している時、葵が声をかけてくれる。
A｢う、うん。｣
紫｢A。｣
A｢あ、あつしっ！｣
ばっ、と逃げ出してしまう。
手首を掴まれ、厚い胸板に引き込まれてしまう。
紫｢A、明日も昼休みきてくれる？｣
耳元で囁かれる。
A｢う、｣
赤｢紫原、何してるんだ？｣
みんなこっち、見てるし、、
あわあわし出す私。
紫｢かわいい、A。｣
A｢あ、敦、、｣
視線が絡み合う。
ピクッ←(黄瀬と黒子が反応する音)
黄・黒｢どういうこと(ですか)？｣
黄｢Aっちー！今助けてあげるッスよぉー！｣
紫｢さわらないで、オレの。｣
紫｢ね？A。｣
笑いかけたあとおでこに唇を押し当てられる。
A｢ん、ばか。｣
黒｢Aさんから離れてください。｣
A｢く、くろこくん。｣
A｢あ、あつし、！｣
パッと上を見るが闘争心は剥き出しで。
A｢昼休み、必ず行くからさ。敦？｣
紫｢ほんと？｣
A｢もちろん、だから、待っててね。｣
紫｢うん。｣
離してくれたぁ。
ダダダダダダダダダダダ
ガバッ
黄｢大丈夫っスか？！何もされてない？！｣
A｢もー、急に抱きつくな！｣
黄｢紫原っちはいいのに？！｣
緑｢早く練習を始めないか？｣
赤｢そうだな、、始めるぞ。｣
わらわらと解散していく男子たち。
さも当たり前のように私をお姫様抱っこし、歩いている金髪イケメン。
A｢って、降ろせー！｣
黒｢そうですよ、ボクが運びます。｣
A｢そこじゃねぇよ！｣
その後黒子くんが私を頑張って(引きずって)運びました。
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作者名：みづぉ | 作成日時：2021年3月20日 23時
