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気がつけば、窓から太陽の光が覗いていた。
眩しいという不快感から目を覚まして、ふと見上げて時計を見る。
「うわ、寝てもーたわ…」
資料で散らばった机と判子を持ったまま意識を失っている生徒会長グルッペン。
昨日のうちにしなければならなかった仕事は無事に終わらなかったらしい。
小さくため息をついて、あちこちに散らばった書類を掻き集める。
「はぁ、最悪や。学校のシャワー室、使えるんかな…」
何が悲しくて、男二人で学校にお泊まりしなければならなかったのか。
汗臭い体を不快に思いながらも、もう一度ため息をつく。
資料は終わってないし、睡眠不足。そして、お風呂にご飯。これ以上、最悪な1日の始まり方はないだろう。
「おい、グルさん起きろ。もう、朝や」
まだ眠っているグルさんに一発かませば、ゴンッと鈍い音とともに小さく呻き声が響いた。
「もっと、いい起こし方をしてクレメンス…」
「起きるんならどうだってええやろ。…ほら、まだ終わってないんやから」
「うげっ…トン氏、変わりに…」
「やらへんぞ？」
SHRが始まるまでまだ時間はある。
あとは、生徒会長が目を通して判子を押すだけなので、終わるだろう。と考えて、死にそうになるグルさんをもう一度、叩き起こす。
「…起きてすぐ仕事とは…ブラック企業で間違い無いんだゾ」
「よぅ言うたな？…遊びまくって仕事貯めたのはグルさんやろ？？違ったか？ん？？」
「イエ、チガイマセン」
なんで、いつもこの人は仕事を貯めるのだろうか。
泣きながらも、漸く仕事を始めたグルさんを横目に、窓際に移動する。
今日もいい天気のようで、雲ひとつない青空。そんな中で、部屋に篭っているのはもったいない気もする。が、もう慣れた。
でもまぁ、もう一度、寝るぐらいは許されてもいいだろう。
窓際にある椅子に座り込んで、目を瞑る。すると、自然に意識は落ちていった。
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月見(プロフ) - RURUさん» 感想ありがとうございます！もっと、二人の仲を上手く書けるように頑張りますね！（笑） (2021年1月23日 16時) (
レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 尊い…(尊死)好k(昇天) (2021年1月14日 16時) (レス) id: 4226f6833e (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - あんこおさん» 感想ありがとうございます！続編も頑張ります！（笑）rdさん了解しました。私も考えていたので、絶対書きます！（笑） (2021年1月14日 0時) (レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - みかん_(:3」z)_さん» いえいえ！そんなことないです（笑） (2021年1月14日 0時) (レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - もう夢主もZさんも可愛すぎてこっちが昇天します。続編頑張って下さい！！あと、ついでに青いrdさんと絡ませてくれると嬉しいです() (2021年1月11日 19時) (レス) id: 922d9dcc2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見 | 作成日時：2020年12月27日 17時
