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vs 2年 ページ20

釘崎side



なに、なによ、

呪力ゼロの一色が来たと思ったら急にとんでもない圧力(プレッシャー)

なんだっていうの…



先輩たちも、そんな今すぐ戦うみたいな空気出さないでよ、

ねぇ、






「伏黒… 今の、今のっていうか、今も、一色のあの呪力なんなの…」



「今まで当たり前に垂れ流してた呪力を閉じ込めることで、解放した時に、今までと同じ呪力量でもこんだけ重たく感じるんだろ」



「あいつも、強くなってんのね…」



「…ああ」






先輩たちとピリピリした空気のままグラウンドの真ん中に立つ一色。


なんなの、今までとケタ違いじゃない…!






「パンダさん、強そうですね。私、近接好きなんですよ」



「恵から聞いてるよ、お前が近接強いことは」



「え、3対1?」



「それでも良いですよ」



「おかか!?」






先輩3人を相手にするなんて、無茶すぎる…!


確かに私たちの中じゃ1番強いかもしれないけど、無理よ!






「じゃあ、いきますよ」



「よっしゃ、来」



響転(ソニード)



「っ!?」



「もっと、警戒してください!!」






何かを呟いたかと思えば今までとは見違えるほどの速さで3人に迫り、腕を振り上げる。


かろうじて避けたように見えたけど、空降って拳が打ち付けられた地面はえげつないほど大きなクレーターができてる。



っそれ、避けてなかったらどうするつもりだったのよ…!






「あっ、ぶねぇな!!」



「このくらい避けていただかないと」



「お前なかなかやるなぁ!?」



「ツナ!」



「じゃあ、これは?」



「すとーっぷ!」






ぴた、と狗巻先輩の横顔を蹴るつもりで振り上げた一色の脚が寸前で止まる。

え?なに?


声の方を振り返ると五条先生が。






「なんだよ悟、今いいとこだっただろ」



「ごめんねー?ちょーっとAはこっちに来てくれる?」



「え?」



「おい悟!」



「ってことだから、続きはまた今度ー!」



「お、おかか!?」






ぴゅー、っといなくなってしまった五条先生たちと残された私たち。


これ、どうすればいいの?






「っはぁー… しょうがねぇ、野薔薇と続きやるか」



「私!?」



「なんだよ、文句あんのか」



「文句はないけど、」








「それにしても一色、強かったなー」



「パンダが反応できないなんて相当だな」



「しゃけ」



「棘だって、あの蹴り当たってたらちょっとばかしヤバかったんじゃねぇか…?

あの(バカ)クソが… おっかねぇ1年寄越しやがって…!」

耳が痛い→←しごき



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夜桜(プロフ) - 面白いです。頑張ってください グリムジョーが、カッコイイです。 (2021年2月20日 17時) (レス) id: 61068c4ac1 (このIDを非表示/違反報告)
むーちゃん(プロフ) - 続編おめでとうございます!凄くいい展開で楽しみです!更新頑張ってください!! (2021年1月16日 10時) (レス) id: 61a580f902 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年1月15日 16時

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