しごき ページ19
「で？こいつが最後の１年ってわけか」
「一色ぃ！アンタ大丈夫だったの！？もう平気！？でっかい穴空いてたって聞いたんだけど！？」
「う、うん。平気…」
な、なんなんだ…
五条さんに��先輩たちにちょろっと挨拶でもしておいでー♡��と言われて部屋を追い出されたのが数十分前。
舌打ちしながら
パイナップルに名前を聞かれたのがさっき。
釘崎となんか知らん先輩に絡まれてるのが今。
とりあえず、さっき先輩たちにやったようにこの先輩にも同じように挨拶をすると、
「ふーん… 禪院真希だ。私のことは下の名前で呼べ」
「はい」
「俺はパンダ。こっちは狗巻棘、呪言師だ」
「よろしくお願いします」
おい
無視すんな伏黒。
じりじりと睨んでいると真希さんが一言、
「早速だがA、私と戦え」
「え。」
「ちょちょちょ真希！！こんな子をボコボコにしようって言うの！？」
「おかか！」
「こんな呪力の欠片も感じられない奴を恵も野薔薇も��強い��って言ったんだ。試させてもらう」
こんな子って、俺そんな弱そう？
しかもまたパンダの説明なかったし。
挨拶だけしてまた修行に戻ろうかと思ってたんだけど…
まぁ、「試してやる」なんて舐められて黙ってるわけにはいかねぇなァ？
あ、グリムジョーが言ってた呪力ゼロにすると舐められるってこういうことか。
「良いですけど、」
「じゃあ、向こう出ろ」
「ちゃんと立っててくださいね？」
俺は収めていた呪力を解放する。
すると、急に出力を上げすぎたのか、上げすぎたと言っても前無駄に流してた程度と同じくらいだけど、１番近くにいた真希さんが一瞬フラついた。
が、すぐ頬を軽く叩き覚醒したようでこちらを睨んでいる。
パンダさんも狗巻さんも臨戦体制になっている。
「テメェ… なにモンだ…」
「なにモンって、」
「ただの女の子かと思ってたけど、コレはちょっとなぁ…」
「しゃけ。ツナ、明太子」
「戦ってくれるんですよね、私と」
そう言ってグラウンドの中心へ歩き出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 436人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜桜(プロフ) - 面白いです。頑張ってください グリムジョーが、カッコイイです。 (2021年2月20日 17時) (
レス) id: 61068c4ac1 (このIDを非表示/違反報告)
むーちゃん(プロフ) - 続編おめでとうございます！凄くいい展開で楽しみです！更新頑張ってください！！ (2021年1月16日 10時) (レス) id: 61a580f902 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宮 | 作成日時：2021年1月15日 16時
