驚き ページ12
それから寮に案内され、不思議なことに荷物はもう届いていた。
虎杖と五条さんはずっと両面宿儺の話をしている。
戦う必要があるだの無いなの、探知機やらレーダーやら、よくわからん。
もともと物欲のない俺は早めに荷解きが終わり、虎杖の部屋のドアに寄りかかって五条さんと虎杖の話を聞いていた。
すると、隣の部屋からこの間の呪術師が出てきた。
名前は確か…
「げっ、隣かよ」
「おっ、伏黒！今度こそ元気そうだな！」
「空室なんていくらでもあったでしょ」
そうだ、伏黒。
会った時から頭すごいなってずっと思ってる。
「やっほー恵。悠仁のことは知ってると思うけど、この子はあの時会っただけでしょ？改めて挨拶しときな」
「…はぁ、伏黒恵」
「…一色Aです」
「よろしいー！」
「恵もにぎやかな方がいいでしょ？よかれと思って」
「授業と任務で十分です。ありがた迷惑」
わかるー。
ってか、ちょっと待てよ。
俺の部屋、虎杖と反対側の伏黒の隣なんだが…
詰んだ。
絶対コイツ俺のこと嫌い。
「つーかさー、一色俺らと部屋近くね？」
は？
なんの話？
部屋のこと気にしすぎて全く聞いてなかった。
「なんで？」
「いや、流石に学校の寮だしそういうことはないと思うけどさ…
せっかく同じ学年だし、人が多い方が楽しいから一色が嫌じゃないなら全然いいんだけど、」
「なに？駄目なの？」
「なんの話です？」
五条さんと俺で問いかける。
なんで俺の部屋が近いと駄目なんだよ。人数少ないんだから仲良くしようぜ。
「あ��ーもー！だーかーらー！一色は女子なんだから、階くらい分けた方がいいんじゃないのって聞いてんの！
人少ないなら女子寮とかないと思うし、棟は一緒でいいと思うけどさ…」
？？？
何を言ってるんだコイツは。
俺は正真正銘男だ。
つっても…
あ。
今俺ふつーにスカートの方の制服着てるわ。
「いーのいーの、Aはここで構わないって言ってるから」
「俺も虎杖に賛成です。流石にもう少し離した方がいいんじゃ、」
「だって、どうするA？」
「ここで結構です」
「コイツマジカヨ」
まぁー、そうなるわなー…
明らかに見た目女子だし、俺結構中性的な顔してると思うんだよね。しかも結構イイ方。
すまん。
「んー……じゃあしょうがない、のか、？」
「はぁ………」
「よろしくお願いしますね」
はぁ…
いちいちメンドクセーしきたりだよ
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蓮夜 - BLEACHですか！？かっこいい！！！めっちゃ面白いです。応援してます!!! (5月20日 14時) (
レス) @page3 id: 574d664119 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - 続編ぜひ、読みたいです！読んでる側からしたら、いい所で区切られたからこそ気になっちゃいます笑 (2021年1月13日 22時) (レス) id: a30ea6f0a7 (このIDを非表示/違反報告)
朱希 - 凄い面白い更新頑張ってください (2021年1月13日 12時) (レス) id: f434abfcd6 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - めちゃくちゃ面白い…神作品！！めっちゃやばい！(語彙力) (2021年1月6日 10時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
2代目(プロフ) - 第6十刃！！！神ですか！？神！？更新頑張って下さい！ (2021年1月4日 22時) (レス) id: 7fe9481e51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 | 作成日時：2020年12月31日 21時
