アイ・ラブ １１ ページ11
ええと、つまり、この女は七海のストーカーで勝手に自分は七海と付き合っている気になっているってことかい？
そもそもなんで、そう思っていればどうやら任務先で助けた人らしい。そこから何かと見かけるようになりました剰え住所の特定まで。
とうとう任務先や休日にまで現れるようになったのでAを怖がらせないために外に出る日が多くなった、と。なるほど。
「ストーカーこわ」
「うるさい白髪！何が悪いのよ！ええそうよ、知ってたわよ！この女と建人が結婚していて、仲がいいことなんて！だから、邪魔してやろうと思ったの！
手に入らないのなら奪ってしまえばいいだけのことだもの、そうやって私は欲しいものはなんでも手に入れてきたわ！！」
「あと、その��建人��ってやめてもらえますか。A以外に名前を呼ばれたくないですし、そもそも他人のあなたに呼ばれる筋合いがないので」
きゅ、と七海のスーツの裾を引っ張るA
ソレに気づいたのか女を睨み付けていた瞳を優しくAへ向ける。その仕草に気づいた女は悔しそうに拳を握り締める
ざまぁみろってね。最初から君の入る隙はないってことさ。潔く諦めた方がまだ幾分か格好はつくと思うけど
「もういいよ、建人くん。かえろ……？」
「………いいんですか？」
「うん。だから、はやく」
「…………っ、はぁ……… では、帰りましょうか」
必殺！潤んだ瞳で上目遣い！とか思ってるんだろうなぁ、なんて場違いにも思ってしまう。いつものAならきっと言うだろうから
僕らも帰るか、こんな奴に構うだけムダ。と言って傑ー、と呼びかける悟にやれやれと思いながらもあとに着いていく
しょうがないから高専帰ったらいっぱい甘やかしてあげようね。もちろん、酒と高いケーキも一緒に。
「ちょっと！！何を勝手に終わらせてんのよ！！終わってないわ！！？ブスが調子に乗ってんじゃないわよ……！！」
「君、しつこい女は嫌われるよ？というか、私たちが怒っているのに気づいてないのかな？だとしたら随分とおめでたい頭なようだね。
…………金輪際、私たちにかかわるな。猿が」
「〜〜〜っ、！！アンタたち、これで済むと思ったら大間違いよ！！！」
「ははっ、２度と来んなー」
立場を弁えない猿には少し忠告しないとね、キーキーうるさくて敵わない。ケラケラと笑いながら悟と共に女の去って行った方へ手を振る
さぁ、今度こそ今にも泣きそうな…… もう泣いてるか、
ぼろぼろと泣いてるけど、泣くのを我慢している可愛い後輩を連れて帰ろう
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宮(プロフ) - 虚無さん» コメントありがとうございます！リクめちゃくちゃ嬉しいです！そしてこれまた胸がドッキドキナナミン！！さいこう！爆速で書き上げます！ (5月22日 3時) (
レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
虚無 - 熱出ちゃった夢主ちゃんの逆がみたいです！(個人的には夢主宅まで運んで看病しててほしい)それで、ナナミンが寝ぼけて？好きって言っててほしい (5月20日 20時) (レス) id: 4a11fac183 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 - 宮さん» めちゃめちゃ良かったです!!リクエスト応じてくださりありがとでした!!! (2022年5月9日 5時) (レス) @page17 id: 23123a7f78 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 月宮さん» コメントありがとうございます！リクめちゃくちゃ嬉しいです！なんっって私得なシチュ…！！？ぜひ書かせていただきます！ (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 森さん» コメントありがとうございます！ほんとですかぁー！？すっっっごい嬉しいです！！ (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 | 作成日時：2022年3月21日 17時
