反社のお呪い【呪術廻戦】【東京リベンジャーズ】 (ページ17)

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納得納得、と自己解決を終えおやつのクッキーに手を伸ばす。

あ、うま。

すると、また恵が控えめに手を挙げて何やら言いたそうな目で蘭先輩に訴えかけていた。

「………関東事変って、まさか、あの、？」

「＂あの＂って、どの？」

「惚けないでください、横浜の第7埠頭、2月22日、横浜最大の不良集団と東京最大の暴走族が起こした抗争…… ここでその話を出してきたってことは蘭さんと竜胆さんも関わりがあるってことですよね？」

「………そうだよ、俺らが入ってたのは真っ赤な特攻服の、最強が総長を務めた、横浜最大のチームだった。しかも幹部だったんだぜ？かっこいいだろ？」

＂だった＂

明らかな過去形に違和感を覚えたのは僕だけだろうか。ここまでのヒントをもとに考えれば… いや、考えなくても2人が入ってたのはあのタチの悪いと噂のとこだ。

………あれ、そういえば先輩たちの苗字って、

「俺らの入ってたチームはさ、んー…… s62世代が集まってたとこかな」

「s62って、！」

「お？伏黒知ってんのか？」

「なによなによ、言いなさいよ」

「お前らむしろ知らないのか、！s62と言えば＂極悪の世代＂だろ！」

「「ゴクアクノセダイ？」」

「なんっで知らねぇんだよ！？ここらじゃ有名だろ、！」

「知らねーよ！地方民ナメんな！」

「つか、お前だけだよ中学生ん時そこら中ボコってたの！！」

＂少年院に2回＂

＂極悪の世代＂

＂関東事変＂

極め付けは、先輩たちの苗字＂灰谷＂

「僕からも聞きたいことあるんだけど、先輩たちってもしかして六本木が庭だったりした？」

「おー、よく知ってんな」

「六本木！？灰谷ってまさか……！＂灰谷兄弟＂！？」

「俺さ、なんで伏黒がそんな昔のこと知ってんのかって方が気になってしょうがねぇんだけど」

竜胆先輩に同意です。